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ラウンドワールドが皐月賞を回避し放牧へ・・・。クラシックを期待されていた同馬の歯車は何故狂ってしまったのだろうか?


ラウンドワールド
Photo by arima0208

 昨夏の早い時期からクラシック候補として期待され、その期待通りの活躍を見せて来たラウンドワールド。そのラウンドワールドが体調を崩し皐月賞を回避することが、この程管理する松田博資調教師から発表されました。

 一時はクラシック最有力候補とまで期待されていたラウンドワールド。その期待の大きさから考えると近走は低迷していると言ってもおかしくない成績だった訳ですが、それにプラスしての今回の戦線離脱・・・。

 なぜ期待馬の歯車は、ここまで大きく狂ってしまったのでしょうか?


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■デビュー時からクラシックを期待されていた素質馬

 ラウンドワールドは父ディープインパクト、母グレースランド、母の父トニービンという血統(詳しくはこちら)の3歳牡馬。半兄に皐月賞・ジャパンカップ2着馬などGⅠ戦線で大活躍したドリームパスポートがおり、デビュー前から大きな注目を集めていた同馬。

 昨年6月のデビュー戦ではトーセンパワフルの3着と敗れるものの、続く未勝利戦では抜群の末脚を発揮して快勝。その後も続けてレースに使われ、札幌のコスモス賞を快勝し2連勝。札幌2歳Sではコディーノに敗れるものの2着と、クラシックへ向けて高い資質を示していました。

 そんな順風満帆だったと言えるラウンドワールドの歯車が狂ったのが、昨年末のラジオNIKKEI杯2歳ステークス。

 このレースでは3番人気に支持されたラウンドワールドでしたが、いつもの様に後方からレースを進めるものの、直線ではいつもの末脚が全く発揮されずブービーの6着と惨敗。

 続く共同通信杯では前走と比べるとだいぶ復調してきたものの、それでも後方から差を詰めるのがやっとという走りで4着。2歳時に見せていたあの爆発的な末脚はすっかりと影を潜めてしまいました。

 そして今回筋肉疲労による皐月賞回避・放牧との発表。完全に歯車が狂ってしまっている印象を受けましたね。


■なぜ歯車が狂ったのか?

 同馬の歯車が狂った原因はどこにあるのか?私なりに考えてみましたが、やはり原因は昨年末のラジオNIKKEI杯参戦に関する一連の経緯に有るのではないでしょうか。

 昨年の札幌2歳Sが終了した時点では、『次走は年末のラジオNIKKEI杯2歳S』とアナウンスされていたラウンドワールド。

 この話を聞いた時点では『やや使い過ぎでは?』と思いつつも、それを除けばクラシックを狙う馬のローテとしては常識的で、それほど問題とは感じませんでした。

 ところが11月の末だったか、12月の初めだったか。急遽ラウンドワールドが朝日杯FSに参戦したのち、ラジオNIKKEI杯に向かうというプランを、陣営が考慮しているとの報道が・・・。

 普通に考えればクラシックを狙う様な馬にはありえないプランですし、結局はラジオNIKKEI杯一本というローテに落ち着いた訳ですが、今思えばこの時点でラウンドワールドの体調に問題が生じていたんでしょう。

 そもそもラウンドワールドが朝日杯FSを使おうとした理由ですが、当初ラジオNIKKEI杯に向けて調教を重ねていたものの、夏に連戦した疲労が取り切れていなかったのか中々状態が上がって来ず、調教だけでは仕上げ切れないと見た松田博資師が、レースに使いつつ状態を上げていこうと参戦を考えたという噂が当時流れました。

 結局は逆に疲労を溜めてしまうのでは?という考えから翻意し、ラジオNIKKEI杯一本のローテに絞ったようですが、今考えるとそんな事を考えざる得ない状態なら、いっその事ラジオNIKKEI杯も回避するべきでしたね。

 元々ディープインパクト産駒は体質的に弱いところを見せる馬が多いですし、ラウンドワールドは札幌2歳Sで428キロで出走したように、牡馬としてはかなり小柄な馬。それだけに他の馬に比べてレースで受けるダメージは大きいことでしょう。

 そんな馬がまだ馬体がパンとしていない2歳夏にレベルの高い争いを4戦もこなしたのだから、その疲労もそれなりだったはず。当時は体調も良かったから松田博資師も使ったのでしょうが、それだけに使った後はしっかりと休ませるべきでしたね。

 当時から競馬ファンの間では『使い過ぎでは?』という声はかなり上がっていましたが、その懸念が現実のものとなってしまいました。


■今後の可能性

 今回残念ながら皐月賞を回避し放牧に出ることになったラウンドワールド。まだダービー出走を目指す可能性は消えてはいないようですが、同馬の今後を考えるのならここはダービーも回避し、しっかりと休ますべきでしょう。

 私も厩務員としての経験が有るので分かるのですが、筋肉疲労というのは字面にすると軽く考えがちですが、実際は結構厄介なモノです。酷いものだと元の状態を取り戻すのに、優に数ヶ月掛かることがザラですからね。

 特にラウンドワールドは全身を使った走り方をする馬で、その疲労は身体全体に及んでいる筈。じっくりと疲れを取らないと、また同じ事を繰り返す結果になってしまうでしょう。ここは焦らないのが吉だと思います。

 またラウンドワールド自身の資質は兄のドリームパスポートに決して見劣らないだけに、復調さえすればGⅠ路線での活躍も充分見込めます。気性的にゆったりとしているタイプですし、菊花賞での戴冠だって決して夢ではない馬です。

 それだけにここは腰を据えて、ゆっくりと休ませて欲しいところ。一生に一度のクラシックだけに使いたくなってしまう気持ちは分かるのですが、それでその馬の可能性を積んでしまうのは愚の骨頂と言うしかないですからね。

 『幸いにして』と言う言い方が正しいのかは分かりませんが、松田博資厩舎には他にもクラシックを狙える馬が揃っています。そう考えるとラウンドワールドに拘る必要も無いでしょう。

 長年競馬界に携わり続け、多くの優駿を送り出してきた名伯楽・松田博資調教師。その師の英断を期待したいと思います。

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[ 2013/03/28 10:39 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
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