スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。

スポンサードリンク

follow us in feedly

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | TB(-) | CM(-)

フェノーメノが香港を回避し春の天皇賞に向かうことに。果たしてこれを英断と賛美して良いのだろうか?


フェノーメノ
Photo by  nyarumera

 香港のクリーンエリザベス2世Cに向かうのか春の天皇賞へと向かうのか、競馬ファンなどから今後の動向が注目されていたフェノーメノ。

 そのフェノーメノの今後について27日。同馬を管理する戸田博文調教師が『香港は回避し、春の天皇賞へ向かう』と各マスコミの取材に対し明らかにしました。

 
スポンサードリンク

■春の天皇賞出走は英断か否か

フェノーメノ、天皇賞・春に参戦決定 / スポーツ報知

 今回戸田師が春の天皇賞出走を決断した理由ですが、各スポーツ紙には次のように語っています。
 

戸田調教師「日本の競馬を盛り上げたい。距離(3200メートル)は分からないが、競馬を見ている限りでは問題なさそう」


 近年の長距離路線はタレント不足の状況で、今年は大本命馬としてゴールドシップの存在こそあるものの、それ以外の馬ではオルフェーヴルは出否未定ですし、他の有力古馬も距離を嫌ってか回避見込みの馬が多く存在するなど、盛り上がりが心配されていました。

 この状況に、天皇賞というレースに一際思い入れの強い戸田師が奮起。

 元々フェノーメノ自身も春の天皇賞は回避し、同馬にとってベストの舞台である香港・クイーンエリザベス2世C(香GⅠ・芝2000m)に向かう予定でしたが、鞍上の蛯名騎手の進言もあり方針を転換。春の天皇賞へ向かうことが決定したようですね。

 これで同世代による頂上決戦が5月の京都競馬場で行われることになり、競馬ファンにとっては喜ばしい出来事となった訳ですが・・・。フェノーメノ自身の事を考えると『これで良かったのかな?』という思いは、正直隠せませんね。


■競走馬にとってタイトルが有ると無いとでは全然違う

 昨年春の青葉賞を圧勝し続く日本ダービーでハナ差の2着と激走したことで、一躍世代のトップクラスとして名乗りを上げたフェノーメノ。

 秋にはセントライト記念を快勝し、菊花賞を回避して秋の天皇賞に出走。エイシンフラッシュの激走にはやられたものの、歴戦の古馬たちを相手に2着に入るなど、その実力が日本トップクラスのモノで有る事を示していました。

 そして迎えた今年。如何にも休み明けという状態で日経賞に出走するものの、他馬とは格の違いを見せ付ける勝ち方で快勝するなど、いよいよ今年こそビッグタイトル獲得の時か!?と期待させていたフェノーメノ。

 それだけにここは確実にタイトルを獲得する事を優先して欲しかったんですけどね・・・。もちろん香港だって甘い舞台じゃありませんけど、あのゴールドシップを相手に距離に一抹の不安を抱いてレースに臨むよりも、明らかに勝つ可能性は高いと思うのですが。

 特にフェノーメノの場合、血統的にも馬体的にもどうしても距離の不安がついて回ります。

 ステイゴールド産駒では有るものの、どちらかと言うと母父のデインヒルの影響を強く受けている同馬。デインヒル自体は欧州だけではなく、オーストラリアでも成功していることからも分かるように、長距離よりも短距離に適性をもつ種牡馬です。

 フェノーメノの兄弟もその影響を受けたのか、中距離から短距離で走っている馬が殆ど。フェノーメノもステイゴールド産駒にしては筋肉質で脚も短めですからね。ベストは多分2000mから2400mではないでしょうか。

 もちろん心肺機能が優れた馬ですし、こなす可能性は有ると思いますが・・・。ただ相手が現役最強のステイヤー・ゴールドシップですからね。例年なら充分勝ち負けになりそうな気がしますけど、さすがにゴールドシップ相手になると厳しいかも。

 それに日経賞で距離をこなしたとはいえ、中山2500mは乗り方一つでマイラーでも結果が出せるトリッキーなコース。それだけにこの材料だけで長距離もこなせると判断するのは危険でしょう。

 競走馬にとってタイトルというものは、今後の馬生を左右する大事なもの。特にフェノーメノは牡馬。繁殖牝馬と違い種牡馬入りする為にはGⅠタイトルは必須なだけに、その進路は熟慮に熟慮を重ねるのが当然。

 特に春の天皇賞のタイトルは、種牡馬入り時の材料としては年々価値を下げてきていますからね。正直香港を蹴ってまで出走する価値があるのかどうか・・・。

 日本競馬を盛り上げたいという戸田師の熱意は立派だと思いますが、フェノーメノ自身の今後を考えると、正直複雑な気分になってしまいます。


■オルフェーヴルの天皇賞参戦は消滅?

 ところで今回のこの話しで気になる点が一つ有ります。というのは、今週の大阪杯に出走予定のオルフェーヴルのことです。

 今回のこの件に関する論調を見ると、ゴールドシップとフェノーメノの激突に関することばかりが触れられており、一応現時点では天皇賞に出走する可能性もあるはずのオルフェーヴルについて、なんら触れられていないんですよね。

 またフェノーメノとオルフェーヴルの馬主は同じサンデーレーシング。そのサンデーレーシングがフェノーメノの天皇賞参戦にあっさりとゴーサインを出したと言うのも気になるところ・・・。

 同時期に適当なレースが無いのならともかく、同じ日に香港でビッグレースが有るのにも関わらず、それを回避させてまで天皇賞で潰し合いをさせる必要はありませんからね。

 元々オルフェーヴルの天皇賞出走はかなり流動的とは言われていましたが、もしかするとオルフェーヴル陣営と馬主の間では回避する方向で大筋話が纏まっているのかも?

 実際オルフェーヴルにとっては秋の凱旋門賞制覇が最大の目標な訳で、厩舎サイドとしてもそこで能力を十二分に発揮する事を一番に考えたい筈。となると色々とやらなくてはいけない大事なこの時期に、リスクを負ってまで適性外の長距離戦に挑む理由もない訳で・・・。

 そう考えるとフェノーメノの天皇賞出走に、馬主サイドがすんなりとゴーサインを出したのも頷ける気がします。香港と天皇賞どちらを取るかと言われたら、それは天皇賞を選ぶでしょうから。

 今回フェノーメノの天皇賞出走がすんなり決定したのは、もしかしたら馬主サイドのそういった思惑も働いていたのかも知れませんね。


言い出した以上は絶対勝つ気持ちで

 いずれにせよフェノーメノの天皇賞出走が正式に決まりました。決まった以上はベストを尽くし、打倒ゴールドシップに全神経を集中するのが戸田師の仕事でしょう。

 自分で言い出したのですから、必ず勝つつもりで調整して欲しいと思います。それが言いだしっぺが負うべき責任というヤツだと思いますから。

◆ブログ移転しました◆
新しいブログ『馬事総論ドットコム』を開設しました。今後はこちらのブログで更新を続けます。
新しいブログのURLはhttp://bajisouron.com/です。
恐れ入りますがお気に入りの変更をお願いします。

スポンサードリンク

follow us in feedly

[ 2013/03/28 12:30 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
トラックバック
この記事のトラックバックURL



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。