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やっぱりオルフェーヴルは強かった! 懸念された課題も克服し、2年越しの悲願達成へ順調なスタートを切る ~第57回大阪杯(GⅡ)レース回顧~




 昨年悔しい思いをした凱旋門賞へのリベンジを心に誓い、今年も現役続行を決断した3冠馬オルフェーヴル。

 そのオルフェーヴルが阪神競馬場で行われた古馬中距離路線の重要な前哨戦、『第57回大阪杯(GⅡ)』に出走。大勢の競馬ファンがオルフェーヴルを一目見ようと押しかけ、GⅠ並の雰囲気の中で行われたこのレース。

 単勝1.2倍という、好メンバーが揃った事を考えると過剰人気と言ってもいい圧倒的な支持を集めた同馬。果たしてその期待に見事応えることが出来るか注目されましたが、オルフェーヴルがレースで見せた走りは、そんなファンの期待に応えるに足る見事なものだったと思います。


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■今季初戦としてはほぼ完璧な内容

 休み明けという事で仕上がりはどうなのか?と懸念されていたオルフェーヴルですが、パドックに現れた同馬は中々良い状態に仕上がっていたと思います。

 もちろん前哨戦なのである程度の余裕を残した仕上げだったのは間違いありませんが、それも『良い意味で余裕を残した』程度のもの。

 毛ヅヤも良かったですし筋肉の張りも上々。オルフェーヴル自身パドックでイライラする素振りも見せませんでしたし、ぶっちゃけ昨年の宝塚記念やジャパンカップよりも良い状態だったのではないでしょうか。

 返し馬も無難にこなし、良いリズムのままレースへと挑んだオルフェーヴル。ゲートもポンと出て、そのまま自然とレースの流れに乗る形で、まずは後方から競馬を選択しましたね。

 昨年はシーズン初戦の阪神大賞典で大きく折り合いを欠いて暴走し、そのまま一年間に渡り『折り合い』という大きな足枷を嵌められ、リズムを崩してしまっていたオルフェーヴル。

 それだけにここも折り合いが一番注目されていた訳ですが、前半は結構なスローペースだったのにも関わらず、全く問題なくスムーズに折り合っていました。

 この辺は今回帰厩してから時間を掛けて調整されレースに臨んだことにより、オルフェーヴルの気持ちにちゃんと余裕が有ったということなんでしょう。去年は帰厩からレースまで時間がなく、急ピッチの仕上げで挑んだことにより馬がピリピリとしていたということですから。

 昨年とは打って変わって、心身ともにリラックスした状態でレース序盤を乗り切ったオルフェーヴル。こうなるとあとはその類稀な競走能力を、レースで思う存分爆発させるだけ。

 今年の大阪杯は前半1200mはゆったりと流れ、そこから一気に加速するロングスパート戦になった訳ですが、その流れの中で後方から競馬を進め、馬群が一気に加速した3コーナー過ぎからマクって行き差し切ったオルフェーヴルは、さすが3冠馬と言うべき脚力を見せ付けました。

 みんな良く簡単に『マクって行った』と口にしますが、コーナーのキツイ阪神内回りであれだけのスピードでマクって行くのは、相当な脚力がないと出来ない芸当です。

 その証拠にオルフェーブルが仕掛けたのを見て、後ろにいたショウナンマイティも追い出しましたが、キツイコーナーに手こずり置いていかれましたからね。現役屈指の脚力を持つショウナンマイティでも、置いていかれてしまうオルフェーヴルの脚力。ここにも同馬の復調振りが現れていたと思います。

 直線では粘るエイシンフラッシュやトウカイパラダイスをアッサリと差し切り、また外から迫るショウナンマイティを軽く封じ込んで見せたオルフェーヴル。

 騎乗していた池添騎手曰く、『久々の分、(内の2頭を)交わす時に少々モタついた』とコメントしていましたが、傍から見てる分にはそんな風には感じさせない、素晴らしい末脚だったと思います。

 また今回は課題だった直線で内に刺さる癖も殆ど見せませんでしたね。もちろん多少は内にモタれるところはありましたが、元々競走馬はその走りの性質上、ある程度は斜めに走ってしまうものですし。あれくらいは誤差の範疇と見て良いのでは?

 今回、色々な課題を克服しながら見事前哨戦を快勝して見せたオルフェーヴル。最大目標の凱旋門賞制覇に向け、まずは最高のスタートを切ったと言えるのではないでしょうか。


■小脚が使えるようになるとGⅠも夢ではないのだが・・・

 外から豪快に追い込んだショウナンマイティが、ゴール寸前でエイシンフラッシュを交わし2着に入線。

 京都記念3着以来のレースとなったショウナンマイティですが、毛ヅヤと馬体の張りは明らかに良くなっていましたね。故障明けを一叩きされて、明らかに体調は良くなっていたと思います。

 ただ今回プラス6キロと更に馬体を増やしていた訳ですが、その数字どおり若干お腹に余裕があったでしょうか。この分だけ、次走は更に良化の余地が有ると思います。

 今回もいつものように後ろからの競馬となったショウナンマイティ。前走の京都記念では大きく折り合いを欠いてしまい、向こう正面で先頭に立つような競馬をしてしまいましたが、今回は一叩きされて良い意味でガス抜きが出来たのか?スムーズに折り合いが付いていました。

 もし今回も折り合いを欠いていたとすると、今後のレース選択がかなり難しいことになっていたので、折り合いの懸念がここで解消されたのは同馬にとっても良かったですね。

 直線ではいつも通り豪快な末脚を発揮し、オルフェーヴルへと迫ったショウナンマイティ。ただやはりコーナーで離されてしまったのが痛かったですね。あそこで喰らい付けるようだともっと際どい勝負に持ち込めるのでしょうが、後肢に比重を掛けた走り方をするショウナンマイティに、オルフェーヴルと同等のコーナーワークを期待するのは酷なのかも。

 あそこでもっと小脚が使えるようになると、いよいよGⅠ制覇も目前だと思うんですけどね。ここがショウナンマイティにとって大きな課題でしょうか。

 今後は安田記念へと進むとの事ですが、必ずしも長い直線がプラスになるとは限らない馬だけに、GⅠ制覇の為には浜中騎手にもう一工夫が求められそうな気がします。


■香港へ向けてまずまずの始動

 道中中団から、オルフェーヴルと共に動いていったエイシンフラッシュが3着。

 相変わらずパドックでは良く見せていましたね。いつも良く見せることから『パドック詐欺(苦笑)』とも呼ばれる同馬ですが、いつも素晴らしい状態をキープしており、厩舎スタッフの手腕には本当に感心してしまいますね。

 道中は中団からの競馬となったエイシンフラッシュ。典型的な後傾ラップでこその馬ですし、この流れは同馬にとって打ってつけの展開でしたでしょうね。

 ただ惜しむらくは3コーナー過ぎでオルフェと同時に動いたことでしょうか。余り良い脚を長く使えるタイプでは無いだけに、あそこで動かずに直線まで我慢できていれば、もっと切れる脚を使えた可能性も。

 まあ鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手も始めて跨った訳だし、内回りの競馬でそこまで我慢しろというのも酷な注文なのかも。そこを除けば充分及第点以上を与えられる騎乗振りでしたからね。

 今後は春の天皇賞へは向かわずに、同日に香港で行われるクイーンエリザベス2世Cへと向かう予定のエイシンフラッシュ。次は誰とコンビを組むのかまだ不明ですが(もしかしたらミルコかも?)、能力を出しきれば充分勝ち負け可能なだけに、是非とも頑張って欲しいと思います。


■瞬発力勝負だとキツイか

 3番人気のダークシャドウは5着。

 パドックでもキビキビと歩いており、仕上がりは非常に良かったと思ったんですけどね。思ったよりも動けませんでした。

 道中は好位3番手を追走した同馬。ペースも厳しくなく、前に行った馬にとってはお誂え向きな流れとなった印象ですが、逆に落ち着きすぎたせいで瞬発力勝負となり、キレ負けしてしまった印象を受けました。

 例えばもっと早い段階からアクセルを踏んで行き、直線入り口で先頭に立つような競馬であればもっと頑張れたと思いますが、ヨーイドンの競馬になってしまった為に上位馬とは瞬発力の差が明らかに出てしまいましたね。

 それにダークシャドウにとって、コーナーがタイトな阪神内回りは余り向いていない印象も。同馬の良績は主に東京競馬場に集中していますからね。ダンスインザダーク産駒は不器用なところがありますし、やっぱり広いコースの方が真価を発揮しやすいのかも知れません。


■牝馬限定戦で見直したい

 4番人気のヴィルシーナは6着。

 仕上がりそのものは悪くなかったと思いますが、こちらもスローからの瞬発力勝負に泣かされたクチですね。勝負どころで一気にペースが上がった時に、明らかに付いて行けなくなっていましたから。

 元々昨年の牝馬クラシックの戦いに置いても、瞬発力不足が常々指摘されていた同馬。今回はその泣き所をモロに突かれた格好となってしまいました。ああなると厳しいですね。

 またやはり牡馬に混じると、どうしても華奢に映りますね。昨今は男勝りな牝馬も良く目にしますが、ヴィルシーナに関してはそういった牡馬に負けない雰囲気みたいなのは感じないかな。

 今後も牝馬限定戦なら充分活躍できると思いますが、牡馬との戦いは正直割り引いて考えた方が良さそうかな?と思います。

 
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[ 2013/03/31 21:19 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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