Photo by JRA
本日4月1日と言えば嘘をついても許される日(エイプリルフール)・・・ではなくて(笑)、新年度を迎え新たな気持ちで出発する日です。
そんな日である今日。北の大地から嬉しい報せが届きましたよ。
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■昭和の競馬史を彩った名優
▼名馬ハギノカムイオー34歳に 最長寿記録も見えた / 読売新聞 1983年の宝塚記念を制すなど重賞6勝を上げたハギノカムイオーが、本日(4月1日)に34歳の誕生日を迎えました。
『華麗なる一族』出身として、生まれた頃より競馬関係者・ファンの大きな注目を集め続ける存在だったハギノカムイオー。
1億8500万円という、それまでの日本のセリ史上における最高価格を優に3倍以上上回る価格(それまでの最高額はランドギフトの5000万円)で落札されるなど、幼少時から話題性充分な馬でした。
得てしてこのように話題となった馬は、いざ競走馬としてデビューすると期待を裏切ることが多いものですが、ハギノカムイオーは傑出した成績を残したとは言えないものの、宝塚記念を初めとして重賞を6勝、通算成績14戦8勝という一流の成績を残しました。
残念ながら種牡馬としては期待はずれの成績に終わってしまいましたが、間違いなく日本の競馬史を彩った名優の一頭だと思います。
現在は三石の本桐牧場で功労馬として生活しているハギノカムイオー。人間で言えば優に100歳を超える高齢になりましたが、毎日しっかりと青草を食べ元気に暮らしているとの事。
かの名馬シンザンの最長寿記録も意識できるほどの長命となりましたが、昭和の競馬史を彩った名馬がまだまだ元気で過ごしていると聞くと嬉しくなりますね。
自身の血を広く後世に残すことは出来ませんでしたが、これからも元気で一日でも長く馬生を楽しんでくれたらと思います。
◆懐かしの宝塚記念映像。ハギノカムイオーは後半に収録されています◆
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