23日、中山競馬場でJRA主催によるブリーズアップセールが開催されました。
過去には朝日杯FSを制したセイウンワンダーや、昨年のファンタジーSの勝ち馬サウンドリアーナなどを輩出している同セール。
上場された馬が殆ど売却されるという『お化けセール』として有名なブリーズアップセールですが、今年もそのブランドイメージに目を曇らせた馬主さんによる、非常に活発な取引が行われたようですね(苦笑)
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■ヘルシーではなくバブリーな市場
▼【2013 JRAブリーズアップセール】が開催! / 馬市ドットコム セールの詳細については上記のリンク先を参照していただくとして、一言感想を述べさせてもらうなら『ヘルシーじゃないなぁ~(by世界の合田さん)』でしょうか(苦笑)
いやぁ・・・正直、馬の質に比べて落札価格が高すぎるでしょ?高額取引馬の殆どが、適正価格の倍以上の値段で取引されていたのではと思ってしまうほどです。
HBAトレーニングセールなどだったら、同じ様な能力の馬が半額以下で買えますよホントに。
このブリーズアップセールは、セレクトセールと並んで日本のセリ市場ではブランドイメージが高い市場ですが、ここまでいくとちょっとアレですね。
馬を見れない馬主さんを相手に、JRAがあこぎな商売を行っているというイメージを持ってしまいますわ(苦笑)
■今年のPOGでお勧めできる馬 さて上場された馬たちの立ち写真をざっと見たのですが、正直『これ』といって魅力を感じる馬があまりいませんでしたね。
2~3年前のセールではもっと良い馬が多かった気がするのですが・・・明らかに上場馬の質が落ちているように感じました。
そんな中でも『良い馬だな』と感じたのは、最高価格で取引されたクラシックチュチュの11(父ブライアンズタイム)ですね。
父ブライアンズタイムに母父キングカメハメハということで、如何にもマイルが向きそうな箱型の体型をしていますが、骨格は重さを感じさせず牝馬らしい素軽い造りをしています。
繋ぎは若干短くて太めですが、筋肉の質が柔らかくまた付き過ぎていないので、芝のマイル辺りで良い成績を残せるのでは?芝がダメならダートでもいけそうですし、言い方はアレですけどつぶしが利きそうな良い馬だと思います。
あとは父クロフネのスマイルビジンの11。父ブラックタイドのボストンパールの11なども走ってきそうな良い馬でしたね。
低価格帯の馬では、父が新種牡馬であるヴィクトリー産駒のマチカネアオイの11なんかが面白そうだったかな?
そろそろ今年のPOGもドラフトの時期が迫ってきましたが、ブリーズアップセール馬から指名馬を選ぶのならば、この辺をお勧めしたいところですね。
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