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ゴールドシップが春の天皇賞で敗れた3つの理由


ゴールドシップ1
posted by (C)nobuaki0614

 単勝オッズ1.3倍という圧倒的1番人気に支持されるも、馬券圏内にも入れずに5着と敗れてしまったゴールドシップ。

 レース後色々とその敗因について言われているようですが、何か1つの敗因だけで5着に敗れたわけではなく、いくつもの敗因が絡み合った末の結果であったのは間違いないでしょう。

 今回なぜゴールドシップは5着という結果に終わったのか?私は彼が天皇賞を勝てなかったのは、3つの敗因が有ったからだと考えます。


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■万全とはいえなかったゴールドシップ

 パドックに現れたゴールドシップ。どっしりとした歩様で周回しており一見良く映りましたが、他の有力馬と比べるとドッシリし過ぎていて、歩様に軽さを感じられませんでした。また全体的な馬体のシルエットも、若干緩かったように見えましたね。

 そしてレース中のストライドも、良い頃のゴールドシップと比べると全体的に伸びが物足りませんでした。菊花賞や有馬記念の時はもっと前脚が前に出ていたのですが、今回は硬さが出てしまったのか若干縮こまったストライド・・・。

 今回最終追い切りの予定を直前になってCWから芝に変えたわけですが、そこでしっかりと負荷を掛けなかった分が、レースでの仕上がりの差として現れたのでは?

 果たしてこれ以上負荷を掛ける必要が無いと判断したのか、それとも掛けたくない何かが有ったのかは関係者でないと分かりませんが、今回のゴールドシップの敗戦はG1はしっかりと攻めないと勝てるものではないという事実を、改めて教えてくれたのではないかと思います。


■高速馬場への限界を露呈した母の父メジロマックイーン

 ゴールドシップは今回の天皇賞までに3度敗戦を喫していますが、その中でも完敗といえるレースだったのが昨年の日本ダービーでした。

 この時の東京競馬場は馬場状態が非常に良く、道中速いペースで推移しても前が残ってしまうという『超高速馬場』だったわけですが、天皇賞当日の京都競馬場も超が付くほどでは無いものの、この時期特有の高速馬場といえる状態だったと思います。

 こういった高速馬場の適性に関して今回上位に入線した馬たちと比べると、ゴールドシップが一枚劣るところがあるのは今回の結果からも認めざるを得ません。

 例えば今回同じステイゴールド産駒であるフェノーメノが勝った訳ですが、同馬の母の父はスピード豊富なダンジグ系のデインヒルです。

 母系にデインヒル(というよりもダンジグかな)を持つ馬はスピード持続力に優れ、高速決着になり易い東京開催や夏の新潟開催で好成績を上げています。

 またゴールドシップが完敗したダービーではゴールドシップより上のパフォーマンスを見せているように、明らかに高速馬場での適性ではフェノーメノはゴールドシップを上回っています。

 そして2着のトーセンラーも、こういう高速馬場には滅法強いディープインパクト産駒。また今まで上げた3勝を全て京都コースで記録しているように、名うての京都巧者といって良い馬です。

 この上位2頭と比べると、ゴールドシップは明らかに高速馬場への適性で見劣ります。確かに昨年の菊花賞では3分2秒9という速い走破時計で勝っていますが、今回は3000m通過時点で3分1秒6という、菊花賞よりも1秒3も速い時計を計時していました。

 これほどの高速決着になってしまうと、ダービーで高速馬場への限界を露呈し5着と敗れていたゴールドシップにとっては厳しい。この辺はスタミナは豊富なもののスピードでは見劣る、母の父メジロマックイーンの限界では無いでしょうか。


■息を入れるべき場面でペースを落としきれなかった

 ツイッターでお世話になっている方の中で、いつも素晴らしいラップ解析を自身のブログでされているMahmoudさんという方がおられます。その方が今回の天皇賞上位入線8頭の道中のラップを、ブログで公開されていました。

 上がり3Fのラップタイム検証 / 2013 天皇賞・春 回顧その1

 この記事のゴールドシップの道中ラップの推移を見てみると、最初の1ハロンはともかくとしてそれ以降はどこにも緩むところが無い、かなり厳しいラップを刻んでいたことが判ります。

 ゴールドシップは現役屈指のスタミナを誇る馬だと言われています。そのこと自体に関しては全く異論は無いのですが、いかに豊富なスタミナを誇る馬と言っても、3200mの長丁場を途中で息を入れずにワンペースで走れるものではありません。

 普通はどこかで一旦ペースを落として息を入れ、ラストスパートを仕掛けるために力を蓄えるものですが、今回のラップ推移を見ると息を入れるべき場面が殆ど無かった様に思えます。これでは無類のスタミナを誇るゴールドシップといえども流石に厳しい。

 ちなみに今回上位3着までに入線した馬たちは、みな揃って1600~1800m区間で12秒台後半のラップに落としています。ここでしっかりと息を入れることが出来たからこそ、最後まで脚が持続したのは間違いありません。

 この区間でゴールドシップが刻んだラップは12秒3。やはりスタートで出遅れた為に追走に手間取り、少しでもポジションを押し上げようとした影響でしょうか。息を入れるべき絶好のタイミングであるここでペースを落としきれていません。

 ここで上手く息を入れることが出来れば、最後もう少し伸びが違ったかも・・・。少なくともジャガーメイルに前に出られ、被されるような不利は受けなかったように思えますね。

 今回圧倒的1番人気で馬券圏内に外れたということで、内田騎手の騎乗法を非難する声が多数上がったと聞きました。

 個人的には今回は乗り方だけではなく馬の調子・適性の差も大きく結果に影響したと思っているので、内田騎手の乗り方に大きな非があったとは思っていないのですが、唯一その騎乗法に難点を付けるなら、この区間で息を入れ切れなかった部分ではないかと思います。


■まとめ

 今回圧倒的1番人気を裏切る結果となってしまったゴールドシップ。

 仲間内では『ゴールドシップが負けるとしたら、ダービーのような高速馬場では?』と前から話していたのですが、奇しくもそのような競馬になってしまいましたね。

 今回の敗戦によりゴールドシップの力量に懐疑的な意見も出てくるでしょうが、個人的には大きく評価を下げる必要は無いのではないかと思っています。今回の敗戦はいくつもの要素が重なった上でのモノですからね。

 例えば力の要る決着になり易い阪神や中山での競馬となれば、やはりゴールドシップに太刀打ちできる馬はそういないでしょう。個人的にはオルフェーヴルぐらいしか見当たりません。

 逆に今回とおなじようなスピード優先の競馬になると、フェノーメノやジェンティルドンナ辺りとは分の悪い競馬となるでしょう。

 現代競馬は競走馬間の力量が非常に接近してきており、昔のようにどんな条件でも勝ち続けるという馬は殆ど出てこなくなっています。

 オルフェーヴルといえども東京ではジェンティルドンナに負ける訳ですし、ジェンティルドンナといえども阪神や中山ではゴールドシップと比べると分が悪い訳です。

 ディープインパクトのようなどんな条件でも勝ち続ける馬というのは例外中の例外・・・。なのでここで負けたからと言っても大きく評価を下げる必要は無く、逆に次走人気が落ちて美味しいぐらいの気持ちでいると、今後適正条件に出てきた時に良い思いを出来ると思いますよ。

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[ 2013/04/29 13:05 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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