Photo by BloodHorse
日本で逸走したレースと言えば、昨年オルフェーヴルが2着した阪神大賞典を思い出します。
あのレースも一度レースを止めてしまった馬が、そこから驚異的な脚力で僅差の2着に突っ込んでくるという常識外れの走りに大興奮したものですが、このたびアメリカのピムリコ競馬場でそのオルフェーヴルの逸走も可愛く思えてしまうほど、常識ハズレなレースを展開した馬が現れました。
その馬の名はスパイサーカブ。あの阪神大賞典を上回るインパクトというと中々想像し辛いものですが、果たして彼はどんなレースを展開したのでしょうか?
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■オルフェーヴルの阪神大賞典を超えた!?▼All Is Well After 'Wildest Race' at Pimlico / BloodHorse.com
このレースは現地で『Wildest Race(ワイルドレース)』という名称で紹介されたそうですが、確かにワイルドですね(苦笑)
4コーナーで外ラチまでぶっ飛んで行き、その後体勢を立て直してまた先頭に並びかけたのもスゴイですが、そこからもう一度外ラチまでぶっ飛んで行き、最後は騎手が鐙を外してしまっているのにも関わらず追い込んで来るんですから。
これで僅差の2着ですからね。まともにレースしてたらどれだけ千切っていたんだろうと(苦笑)
乗っていた騎手の人もこの結果には悔しいでしょうが、それよりも命が有って良かったと思っているかも知れません。なにせ2度目の逸走の時は、コースの外に置いてあったゲートに向かって突進して行ってますからね(苦笑)
幸いにして外ラチとゲートの間にスペースがあったのでそこを抜けて出てきましたが、もしスペースが無かったらと思うと・・・色々と奇跡的なレースですね、ホント。
こういうレースは見てるほうは楽しいものですが、実際レースに参加している側にとってはたまったモノじゃないもの。こういったレースを繰り返さないよう、改めて馬をしっかりと調教しなければいけないなと思いました(苦笑)
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