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デビュー18年目でようやく掴んだ大輪の花・・・。苦労人・柴田大知がマイネルホウオウを3歳マイル王へと導く ~第18回NHKマイルC(GⅠ)レース回顧・その1~


2013_5_6マイネルホウオウ
Photo by デイリースポーツ

 昨日のNHKマイルカップで、マイネルホウオウと柴田大知騎手が見せた渾身の追い込み・・・鳥肌が立ちましたね。

 『鬼気迫る』とはあのような事を言うんでしょうか。捻じ伏せたと呼ぶに相応しい力強い差し切りでした。

 そしてその後の柴田大知騎手の涙のインタービュー・・・胸が熱くなりましたね。不覚にも貰い泣きしてしまいましたよ(苦笑)

 そんな心温まるレースとなった今回のNHKマイルカップ。詳しく振り返って見たいと思います。


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■人馬共に鬼気迫る追い込みを見せたマイネルホウホウ

1、パドック

 パドックの気配は良好。毛ヅヤも冴えていましたし、歩様も軽かったです。メンバー中でも仕上がりの良さが目立った1頭でした。

2、レース

 さてレースですが、スタートはマズマズだったものの行き脚が付かず後方から。結果としてハイペース気味の追い込みの競馬となったので、この競馬で正解でしたね。GⅠを勝つ為に必要な運も、同馬に味方していたと思います。

 4コーナーでは外にマイネルホウオウを導き、直線では内に切れ込みながらの強襲。展開が向いたにせよ見事な末脚で、人馬共に鬼気迫る渾身の追い込みで、内の2頭を捻じ伏せた印象を受けました。

 レース後の鞍上・柴田大知騎手の咆哮を見ても分かるように、人と馬との呼吸・気持ちが一致したからこそ、これほどの激走を見せることが出来たのでは?科学的な根拠など何もありませんが、そう信じたくなる見事な走りでしたね。

3、今後について

 G1を勝っても鞍上ばかりが目立ち、どこか地味な印象が拭えない感じのマイネルホウオウですが、これでマイル戦は5戦3勝2着1回着外1回と、安定した成績を残しています。

 2歳6月と早い時期にデビューした馬ですが、血統自体はどちらかと言うと奥手な印象の血統で、まだまだ今後の伸び代は期待出来るのでは。

 最近のマイネル軍団は、以前と比べて馬に合わせて育成できるようになってきており、一時期のような早熟な馬ばかりという印象はだいぶ薄れました。

 今回見事3歳マイル王の座を掴んだマイネルホウオウも、今後は父と同じ様に息の長い活躍を期待したいところですね。


■今後も芝路線での大成を期待したいインパルスヒーロー

1、パドック

 パドックの気配自体は良かったのですが、如何にもクロフネ産駒らしいコロンとした馬体をしていて幼さも目立ち、正直GⅠでは苦しいかと思いました。

 それでいてあの走りですからね・・・。まだまだ修行が足りません(苦笑)

2、レース

 スタートがあまり良くなく、こちらも後方からの競馬。道中は後方の外目で脚を溜め、4コーナーで外に出すレース運びは勝ち馬と一緒でした。

 直線では勝ち馬よりも1馬身ほど前で追い出しを開始しましたが、末脚の切れで屈し最後は外から差し切られてしまったインパルスヒーロー。

 この辺は父サンデー系の勝ち馬と、父クロフネ産駒の切れ味の差が出てしまったというところだと思います。

 実はインパルスヒーローの母父はサンデーサイレンス。なので血統構成としては勝ち馬とは父系・母系を引っくり返した形になるのですが、この様な一見同じ様に見える血統構成でも、全般的に母父サンデー系の馬は父サンデー系の時ほどの切れ味は備えていません。

 この辺はサラブレッドの血統の持つ、非常に奥深いところだと思います。

3、今後について

 これで戦績を5戦3勝2着2回とし、未だに連対率100%をキープしているインパルスヒーロー。この安定感はたいしたもので、まだまだ馬体に成長する余地を残している現状を考慮すると、同馬の今後が非常に楽しみです。

 基本的には箱型のコロンとした馬体をしているので、1400mからマイル前後で活躍していく馬でしょう。

 ただクロフネ産駒の牡馬は成長すると馬体が重くなり、ダート志向が強まる傾向があるのが少々心配なところ。同馬には長所である軽さを失わずに、今後も芝路線での大成を期待したいところですね。


■フラムドグロワール

1、パドック

 休み明けでしたが、パドックでの気配は非常に良かったです。1月の京成杯で大敗した後すぐに放牧に出し、一から立て直しを図ったのが同馬にとって非常に良かったのだと思います。

 ここは久々でしたが、そのハンデを全く感じさせない好馬体に成長していました。

2、レース

 レースは好位から。向こう正面の中ほどで多少ごちゃつく場面がありましたが、そこを上手く乗り切り、好位3番手の内ラチ沿いにポジションを取ります。

 結果的に、フラムドグロワール以外は先行勢総崩れのレースとなった訳ですが、同馬は内ラチ沿いでジッと脚を溜めていたのが、この様に先行勢にとって厳しいレースになっても踏ん張れた最大の要因でしょう。

 最後の直線、前が中々開かずに追い出しを我慢させられる場面がありましたが、逆にあそこで追い出しを待ったからこそ、最後まで脚が持続した可能性も捨て切れません。

 あそこでスムーズに追い出せていれば勝っていた可能性も確かにありますが、逆に追い込んでくる馬たちの格好の目標になった可能性も高いだけに、何とも言えないところと言うのが正直なところです。

 ただ今回のレースで見せたように、GⅠの厳しい流れの中で持久力を試される競馬でこそ真価を発揮するのがフラムドグロワール。今後も今回のようなハイレベルなレースでこそ、積極的に狙って行きたい馬だと思います。

3、今後について

 今回の結果で分かるとおり、3歳世代の中でも改めてトップクラスの力量の持ち主であることを示した同馬。

 厩舎サイドは『マイルの馬では無い』とコメントしているようですが、個人的には基本マイルから2000m前後がベストな馬ではないかと思っています。

 同馬の箱型の馬体の造りはどう見てもマイラーで、馬体に高い柔軟性があるからこそ距離をこなしているだけでしょう。肩が寝ているとか息の長い末脚が使えるとかは、基本的に距離適性には殆ど関係ありません。

 逆に距離を伸ばして道中のペースが落ち着くと、ヨーイドンの競馬で切れる脚が使えない同馬は相当苦戦する筈。基本的には、今回のような前後半のラップ差が余りない競馬でこそ真価を発揮するタイプだと思います。

 陣営には『母親がオークス馬だから』と言って変な欲は出さないで欲しいところですね。母がステイヤーだからといってその仔がスプリンターだったという事例はゴマンとありますし、あくまでもその馬自身を見て評価を下して欲しいと思います。

レース回顧その2へ続く

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[ 2013/05/06 13:40 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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