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万全の状態ではないように感じたエーシントップ・・・ ~第18回NHKマイルC(GⅠ)レース回顧・その2~


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Photo by デイリースポーツ

 『NHKマイルCのレース回顧その1』に引き続き、ここでは4着以下に終わった馬たちを何頭か振り返りたいと思います。


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■出遅れが痛かったレッドアリオン

1、パドック

 パドックの気配はマズマズ。ズバ抜けて良く見えるという感じではありませんでしたが、状態自体は高いレベルで安定している感じがしました。

2、レース

 スタートのタイミングで立ち上がり、3馬身ほど出遅れてしまったレッドアリオン。前々走のフローラルウォーク賞辺りからスタートが良くなく心配していたのですが、その心配が現実のモノとなってしまいました。

 道中は後方から。『あそこでもうちょっと前にいれば』という意見もあるようですが、普通の出遅れとは違い、立ち上がってからの出遅れは体勢を立て直さなければならない分、リカバリーが効き辛いところがあります。

 あそこで無理して中団ぐらいまで押し上げていたら、それこそ速いペースと相まって末脚を失くしていた可能性も・・・。

 打つ手が全く無かったとは言いませんが、あの形になってしまった時点で川須騎手にとって出来ることは非常に限られていたのではないでしょうか。

 直線では無理に大外には出さず、馬群を縫うようにして追い上げたレッドアリオン。これ自体は好判断だったと思いますし、追い出してからズバッと切れなかった辺りは、上位2頭と比べるとやはり切れる脚が不足していたのかなと。

 最後見せた脚が際立っていた為に、どうしても『出遅れさえなければ・・・』と思ってしまいがちですが、出遅れたからこそ最後あれだけの脚を使えた可能性もあるだけに、まともに出ていたら勝てたとは正直断言できず・・・。

 個人的には勝っていた可能性も否定できませんが、どちらにしてもゴール前は大混戦になったのではないかと思います。

3、今後について

 レッドアリオンの今後についてですが、同馬を管理するのがダービー制覇に並々ならぬ執念を燃やす橋口調教師。

 なのでレース後、無事ならば当然ダービーに使ってくるのではないだろうかと思っていたのですが・・・。どうやらダービーは回避する予定らしいですね。これには正直ビックリしました(苦笑)

 ただこの判断自体は正しい判断だと思います。アグネスタキオン産駒らしからぬ丈夫さで、ここまで連戦を重ねてきたレッドアリオンですが、いい加減疲労も蓄積されてきているのは否定できないところでしょう。

 それに肉体的疲労よりも心配なのが精神的疲労。今回のレースでもゲート内で立ち上がって出遅れていましたが、元々ゲートに問題無い馬が出遅れを頻繁に繰り返すようになる原因は、殆どがストレスの蓄積によるものです。

 同馬は前々走のフローラルウォーク賞からゲートで遅れる様になってきましたが、これは精神的なストレスが原因で、ゲート内でジッとしていられなくなったせいではないでしょうか。

 昨年9月のデビューから、ここまで本当に休みなく使われてきたレッドアリオン。そのタフさは大したものですが、そのタフさに甘えること無く、一度休ませてリフレッシュさせるべきだと思います。

 
■キャリアを考えれば大健闘のガイヤーズヴェルト

1、パドック

 馬体は絞り込まれていて、良い仕上がりだったと思います。ただ若干歩様が硬かったのが気になりました。

 これは状態云々よりも、基本的に馬体が硬めのせいなのではないかと。やっぱり本質的にはダート向きの馬なのかも知れませんね。

2、レース

 道中は好位2番手から。息の入らない流れの中2番手を追走し、直線でも一旦先頭に立って良く粘っているのですが、最後は後続勢の末脚に屈する結果に。

 最後踏ん張りきれなかったのは、展開・馬場適性と共に、ここがキャリア4戦目という経験の浅さから来るものでしょう。フラムドグロワールのように厳しいレースを一度経験していれば、最後の粘りももう少し違ったかも知れません。

 それでも不向きなレースでここまで粘ったのはお見事。正直人気し過ぎでは?と思っていたのですが、その人気に相応しいレースを見せてくれました。同馬の今後の成長が非常に楽しみですね。

3、今後について

 今回のパドックを見て改めて思ったのですが、本質的にはやはり軽いダートが一番向いているのではないかと思います。

 芝のレースを使うにしても、東京のようなスピード優先の軽い馬場ではなく、中山や阪神のようなパワーを要求される馬場の方が良いのではないでしょうか。

 素材としては間違いなくGⅠ級。馬体も将来性溢れる素晴らしい形をしていますし、陣営には大事に育てていって欲しいところですね。


■仕上げが狂った印象のエーシントップ

1、パドック

 パドックの気配はマズマズ。ただ以前に比べて、筋肉の柔らか味みたいなものが若干無くなったような気はしました。その分気合はいつもより面に出していましたが・・・。ここは少々気になりましたね。

 あと現地に行っていた人の情報によると、両前脚の蹄にエクイロックスという特殊装蹄を施していたらしいですね。

 これは別名『接着装蹄』と呼ばれ、基本的に蹄に不安のある馬が行うもので、エーシントップ自身は今回初めてレースでエクイロックスを施し、出走して来ました。

 確かに一週前追い切りでは、この馬らしくない左右に大きくフラつくところを見せていましたが、もしかしたら中間は蹄の不安が出てしっかりと調教を積めていなかったのかも・・・。

 最終追い切りでは真っ直ぐと登坂し格好はつけていましたが、もしかしたら万全の出来とは程遠い状態だったのかもしれませんね。

2、レース

 レースではいつも通り好位から競馬。結構速いペースだったのですが、向こう正面で頭を上げて行きたがる素振りを見せていました。

 そして3コーナーから4コーナーに掛けても、ところどころ口向きの悪いところを見せていたエーシントップ。

 こんな感じでは、今回はレース全般的に終始折り合いが上手く付かなかったレースと言えるかも知れませんね。これでは最後の直線での踏ん張りに影響が出ても仕方がないかも・・・。

 最後は進路をカットされる不利も受けて7着に終わった訳ですが、あの不利にしたって余力があれば跳ね返せる程度のもの。大勢には全く影響していません。

 レース後のコメントにあるように、硬い馬場が向かなかったのも確かにあるでしょう。しかし今回の敗因は、中間の調整過程での仕上がりの狂いと、それを原因とする馬自身の精神的ストレスの高まりによる鞍上との呼吸の不一致にあるのではないかと思います


■腰の甘さが目立ったコパノリチャード

 体調そのものは良かったように見えましたが、とにかく腰の甘さが目立ち後肢が流れていました。

 レースでは4コーナーで大きく外に振られる場面がありましたが、あの原因は鞍上・福永祐一騎手が言うような左回りの経験値不足ではなく、腰の甘さのせいでしょう。

 以前はここまで腰が甘くは無かったと思うのですが・・・連戦の疲れでしょうかね。追い切りの内容もレースを重ねるごとに悪くなっていますし、いい加減ここで一息入れてみては?

 僚馬のコパノリッキーが骨折し戦線離脱したということで、クラシック出走に拘りを見せる馬主さんがダービー出走を踏み切る可能性が高いですが、さすがにダービー本番では1円もいらないでしょう。

 それどころか、短距離やダートで高い可能性を感じさせる馬なのに、ここで無理をさせることにより、その可能性を積んでしまう可能性も・・・。クラシック出走が大きな名誉という気持ちは分かりますが、あくまでレースに出走するのは競走馬です。

 あくまで馬のことを第一に考えて、決断して欲しいなと思います。

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[ 2013/05/06 13:40 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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