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上位2頭とは対照的に、実力を出し切ることが出来なかったロゴタイプとコディーノ ~2013東京優駿(日本ダービー)レース回顧その3~


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Photo by russianb

 3つ目となったダービーの回顧記事。

 ここでは3着以下の馬たちから、気になった馬を何頭かピックアップし振り返って見たいと思います。


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■長距離重賞の常連になりそうなアポロソニック

 530キロを超える大柄な馬体の持ち主だが、パドックではそんなに大きい馬という感じには映らなかった。

 一つ一つのパーツが引き締まっていてバランスよく纏まっていたし、なにより歩様に澱みがなくスッスッと素軽く動けていたことが、馬体の大きさを感じさせなかった原因だと思う。

 この記事を書くにあたって改めてパドックの動画を見直して見たのだが、3着に好走したことが決して不思議ではない好仕上がりであった。

 レースでは戦前の予想通り、逃げの手に打って出たアポロソニック。途中メイケイペガスターが掛かり気味に進出し先頭を奪う場面が有ったが、そこで慌てずに自分の競馬に徹したのは勝浦騎手の好プレーだった。

 そして3コーナー辺りからまたメイケイペガスターに並び掛け、4コーナーでは敢然と先頭へ。これを早仕掛けと見る向きも有るかも知れないが、どうしても切れ味に欠ける馬だけに、勝つ為には直線入り口で後続に対しセーフティリードを作る必要があり、これはこれで正しかったと思う。

 ゴール手前、一度はペプチドアマゾンに交わされ4番手までポジションを下げるが、そこからもう一度粘り腰を発揮し再度ハナ差出たところがゴール。

 正直青葉賞での2着は展開と馬場状態に恵まれてのモノだと思っていただけに、この大一番でも3着と好走したことは本当に驚いた。鞍上の好騎乗有ってのモノなのは間違いないが、それだけではなく馬自身もここに来てグングン力を付けているのだろう。

 レース振りを見る限りでは本格派ステイヤーの香りを漂わせているだけに、秋の菊花賞、そして古馬長距離路線での活躍が今から楽しみだ。


■菊花賞で大いに期待出来そうなペプチドアマゾン

 パドックでは若干チャカ付いていたものの、抑えはマズマズ効いていたペプチドアマゾン。胴の長さは標準的だが脚が長く、馬体からは如何にも長距離で良さを発揮しそうなタイプに映った。

 レースは好位から。元々折り合いには苦労しないタイプの馬だが、出鞭をくれて出して行ってもすぐに抑えが利くのだから、操縦性は相当に高い。この操縦性の高さは競走馬として大きな武器になると思う。

 直線では一旦先頭に立つも、最後は力尽きて4着に終わったペプチドアマゾン。しかし2歳末にデビューし、まだまだ未完成の部分が目立つ中ダービー出走にこぎ着けてのこの走りは、大健闘と言って良いだろう。

 今後一夏を越えての成長が大きく見込める馬であるし、菊花賞では3着のアポロソニックよりもペプチドアマゾンの方が期待出来るかもしれない。


■鞍上が雰囲気に呑まれていたロゴタイプ

 正直パドックではエピファネイアと並んで良く映った。身体の使い方にはまだ若干不満が残るが、毛ヅヤも良く全身バネといった身のこなし。本当に運動神経の良い馬だと改めて思った。

 レースは好位から。スタート直前、ゲートの中で激しく前掻きを見せていたロゴタイプ。結構テンションが高くなっていたようだが、そのせいかスタート直後から行きたがり折り合いを欠いてしまう。

 鞍上のクリスチャン・デムーロ騎手も必死に折り合いを付けようとするが、プレッシャーからか何時に無く動きが硬くコブシも高い。初のダービーという事で雰囲気に呑まれてしまったのだろうか。

 向こう正面半ばを過ぎてようやく折り合ったロゴタイプ。直線ではペプチドアマゾンと一緒に伸びてこようとするが、前半にスタミナを消耗したせいか皐月賞のような鋭い末脚を発揮出来ない。

 残り200mを過ぎた辺りでは左右にふら付くなど、脚が上がってしまっていたロゴタイプ。本質的にも距離が長かったかもしれないが、それにプラスして前半折り合いを欠いてしまったことが、人気を裏切る最大の要因になってしまったのだと思う。


■結果として意味の無い乗り替わりとなったコディーノ

 パドックでの状態は、ロゴタイプやエピファネイアにヒケを取らない素晴らしいものだったと思う。

 ただこれは体型的な問題なのだが、どうしても頭が高く前脚が前に出ない。これでは走っている時もストライドが伸びず、距離をこなすのはどうしても厳しくなる。

 しかも今回パドックでは前をキズナが歩いていたのだが、同じ様な体重なのにコディーノの方が明らかにキズナよりも背が低かった。これは脚が短いということで、この点でも2400mという距離に関しては他馬よりもハンデを抱えていたと思う。

 レースは中団から。スタートして2完歩目ぐらいで若干躓いたせいもあるかも知れないが、予想に反して前に行かなかったコディーノ。

 今回横山典弘騎手を下ろしてウィリアムズ騎手を配したことから、てっきり2~3番手から逃げ馬にプレッシャーを掛ける強気の競馬をするのだと思っていたのだが、このような柄にもない競馬をするとは・・・。

 1コーナー突入時には大きく頭を上げて折り合いを欠いていたし、向こう正面に入る辺りまでずっと行きたがっていたコディーノ。

 横山典弘騎手が騎乗していた時はこれほど折り合いを欠いた場面は無かった訳で・・・。このレースだけに関して言えば、乗り代わりは完全に失敗だったと断言されても仕方がない。そんな騎乗だったのではないだろうか。

 最後の直線では一瞬良い脚を見せるものの、早々に脚が上がり8着と敗れたコディーノ。地力が高いことは疑いが無いのだが、リズムを欠いて好走できるほどダービーの舞台は甘く無いと言うことなのだろう。

 他のライバル達に比べ、完成度の高さをアドバンテージとし勝負していた馬だけに、この春を無冠で終える結果になったのはコディーノにとって正直かなり痛いと思う。

 一夏を越えての成長もライバル達に比べると期待できず、また所属厩舎も厳しい調教を課すことをしない厩舎だけに・・・。この秋はコディーノにとってまさに正念場。試練の秋になるかもしれない。


■マイル路線での大成が期待したいフラムドグロワール

 藤沢厩舎3頭の中でズバ抜けて良く見えたのがこの馬。NHKマイルCの時も良いと思ったのだが、今回は更に良くなっていたと思う。

 レースは好位から。外枠からの発走だったが鞍上・北村宏司騎手が上手く内に入れていったと思う。コーナー突入時に若干行きたがる面は見せるものの、この程度は許容範囲だろう。

 その後はすぐに折り合っていたし、メイケイペガスターが我慢できず一気に上がって行った時も釣られることがなかった。全体的には良く我慢が利いていて、レース展開自体は理想的なモノだったのでは?

 そのような理想的な競馬を展開し直線全く伸びなかったのだから、これはもう距離が長かったというしか無いだろう。

 血統的に母親がオークス馬という事で距離はこなせるとの前評判だったが、以前から馬体診断で述べているように同馬は脚の短いドッシリとした体型をしており、明らかに父の血を色濃く継いだマイラー。

 マイラーという範疇の中ではスタミナ豊富なタイプだが、決してクラシックディスタンス向きの馬ではない。

 今回は適性が合わずに敗北を喫してしまったわけだが、潜在能力は非常に高いモノを持つフラムドグロワール。調教師がしっかりと同馬の適性を掴み鍛え上げることが出来れば、古馬になってから大仕事を成し遂げるポテンシャルを秘めている。

 今後どこまで成長するか。このあとのフラムドグロワールのレース振りに注目して行きたい。

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[ 2013/05/29 00:39 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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