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GⅠを勝つ為には逞しさが足りない!? ロードカナロアではなく自分に負けたダノンシャーク ~2013安田記念(GⅠ)レース回顧その3~


11R 安田記念
Photo by y.tsutaya

 安田記念3つ目の回顧となるこの記事では、3着以下に終わった5頭の競走馬たちについて、振り返ってみたいと思います。


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■足りない部分を自覚させられたダノンシャーク

 パドックではチャカチャカする場面を見せるなどしていたが、これはいつものこと。しっかりと歩けている場面も多かったし、ダノンシャークにしては落ち着いていて良い仕上がりだった。

 レースは中団やや後方から。ポジション的にはロードカナロアをマークする位置取りで、文句なしのポジションだったと思う。直線でもロードカナロアを見る形で追い出すことが出来た。

 物議を醸しているロードカナロアにぶつけられた件だが、確かに痛恨の出来事ではあるものの、厳しいレースとなり易いGⅠレースでは良くあること。

 少なくともAJCCでダノンバラードがトランスワープに与えた不利に比べたら全然軽く、そんなに大騒ぎするほどのモノかな?と言うのが正直な感想だ。

 しかも不利を受けた後、ダノンシャークがロードカナロアに再度詰め寄って行ったなら、それは物議を醸しても仕方ないかと思うが、実際には逆に引き離されてしまっている。

 レース後、手綱を取ったデムーロ騎手は「ぶつけられて馬が怯んだ」とコメントし憤慨していたようだが、ぶつけられた程度で怯み脚色が衰えてしまう馬に、GⅠを勝つ資格があるのだろうか?厳しいかも知れないが、このコメントを目にした時、私はそんな風に思ってしまった。

 今回フィフスペトルの不幸な事故により、除外対象から一転出走にこぎ着けたダノンシャーク。

 そんな状況下での3着は素晴らしいことだと思うが、更に上を目指すには心身ともにもう一回り強くなる必要があることを痛感させられる。そんな安田記念になった気がしてならない。


■素晴らしい走りを見せたマイネイサベル

 1つ前を歩くグランプリボスが素晴らしい出来だったので、それと比較するとどうしても見劣ってしまっていたマイネイサベルだが、仕上がり自体は好調をキープし良かったと思う。

 道中は中団やや後方から。スタートで若干後手を踏んでいたが、そこで無理せず折り合いに専念したのが良かったと思う。

 道中はダノンシャークの内で、ロードカナロアやグランプリボスを見る形に。牡馬相手に加えて速い流れの為、途中少し馬がフワフワする場面が見られたが、概ねスムーズに脚を溜められていたと思う。

 直線ではロードカナロアの後ろをなぞる形で、馬群から抜け出してくるマイネイサベル。松岡騎手のガムシャラなアクションに応え、しっかりと末脚を伸ばし4着入線は本当に大したものだ。

 さすがに上位3頭は強くやや引き離されてしまったが、ベストの距離ではないマイルで牡馬相手にこの競馬は賞賛に値する出来事。今年のマイネイサベルは本当に充実していると、改めて感心させられた。

 今後はさすがに一息入れて、秋はエリザベス女王杯を目指すことになるであろうが、今のマイネイサベルなら充分勝ち負けになるだろう。

 好きなタイプの競走馬だけに、秋の飛躍を心から期待している。


■位置取りが前過ぎたダークシャドウ

 プラス8キロという事で太目を指摘していたマスコミ関係者もいたが、個人的には良い仕上がりだったと思う。身体も柔軟で一歩一歩にバネを感じられる仕上がりだった。

 レースは好位から。レース後戸崎騎手が「位置取りが前過ぎたかも」とコメントしていたが、確かにその通りだったと思う。

 例年安田記念は流れが厳しくなりやすく、先行馬が残り辛い競馬になり易いのだが、今年も例年と同じ様に道中のラップに緩むところが見られず、先行馬が全く残れない競馬となった。

 そういう傾向がある事を承知していたので、直前になって印を見直しダークシャドウを買わなかった訳だが、そんな先行馬不利の流れの中でも踏ん張り6着したのは、やはり地力の証明だと思う。

 今回は結果が出なかったが、マイルでも充分走れる事を証明したダークシャドウ。これで今後の路線に幅が出たのは良いことではないかと思う。

 秋は恐らく中距離の王道路線を歩むことになるであろうが、もしマイルCSでも出てきたら、その時こそ買ってみたいところだ。


■精神面を上手くコントロール出来なかったグランプリボス

 マイナス10キロと馬体を減らしてきていたが、仕上がり自体は素晴らしかったと思う。フォトパドックを見た時点では状態に不安を持っていたのだが、その懸念が吹っ飛ぶ素晴らしい出来だった。

 レースは中団から。道中は3頭併せの真ん中を走る形になったグランプリボスだったが、非常にテンションが高く何度も頭を上げて行きたがっていた。

 馬が絶好調過ぎたのだろうか?近走ではあれ程行きたがる姿を見ていなかっただけに、この時点で「うーむ・・・」と不安を感じたのだが、直線でのあのどん詰まりを見る限りその不安は当たってしまった。

 あの直線でのどん詰まりに関しては、前へ前へと行こうとするグランプリボスの闘争心を、岩田騎手に上手く利用されてしまった面が大きいだろう。

 グランプリボスの外で蓋をし、馬の意識がどん詰まりのポケットへと向いたところで離脱した岩田騎手の手腕は、正々堂々の勝負が好きな人から見ると狡猾に見えるだろうが非常に上手かったと思う。

 こういったレース途中での駆け引きだけを見ても、今回ロードカナロアと岩田騎手は勝利を掴むのに相応しい存在だったと思うと同時に、大レースに勝つ為には能力だけではなく、精神面を如何に上手くコントロールすることが大事かという事を改めて実感させられた、今回のグランプリボスの走りであった。


■浅はかな進言でスランプに陥ったカレンブラックヒル

 フェブラリーSの時よりは良く映ったが、このメンバーの中に入ると見劣るというのが、パドックで見たカレンブラックヒルの正直な感想。この時点で同馬を買う気は全く無くなってしまった。

 レースは好位3番手から。結果としてシルポートが作った先行馬にとって厳しい流れに巻き込まれ、直線で大失速し14着と大敗する訳だが、流れが向かなかったにしても負け過ぎだと思う。

 昨年の同馬のパフォーマンスを見ていると、正直ここまで負ける馬ではない。完全に馬のリズムが狂っているということではないだろうか。やはりフェブラリーSの大敗が尾を引いていることは間違いなさそうだ。

 レース後、手綱を取った秋山真一郎騎手は「今年に入ってからグンと行くところがない。悪い意味で折り合いが付き過ぎている」とコメントしているが、同馬の積極性を奪った理由が自分が是非にとオーナーに直訴したフェブラリーS参戦に有る可能性を、本人は自覚しているのだろうか?

 競走馬は繊細で、ちょっとしたことでスランプに陥り易い。GⅠを勝つような馬ともなれば、それこそガラス細工を扱うが如く慎重に接しなければならないほどだ。

 それだけに何か新しいことに挑戦するときは、熟慮に熟慮を重ね、そして万全の準備を整えて挑まなければならないものだが・・・。正直あの時の秋山騎手に、そんな熟慮を重ねた雰囲気を感じることは出来なかった。

 昨秋毎日王冠を制した時は、日本競馬を代表するほどの馬に成長する可能性を感じさせたカレンブラックヒル。しかしその無限の可能性は、考えの甘い一人の騎手の浅はかな進言により、いま奪い去られようとしている。

 カレンブラックヒルが再び表舞台に主役として戻ってくる為には、まずは主戦を交代することが一番の良薬だと思うが・・・。陣営の決断に期待したい。

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[ 2013/06/03 14:14 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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