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ゴールドシップが宝塚記念で圧勝できた理由を考えてみた ~2013宝塚記念レース回顧・その1~


2013_6_26ゴールドシップ
Photo by JRA

 オルフェーヴルは回避してしまったものの、『4歳3強対決』と銘打たれ盛り上がりを見せた今年の宝塚記念。

 結果として3強にとって明暗別れる結果となったわけですが、このような結果になったのは何が原因だったのでしょうか?

 今回のレース回顧は3強を1頭ずつ取り上げる形で記事にしたいと思っていますが、まずは見事に勝利したゴールドシップについて分析して見たいと思います。


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■明らかに状態が上向いていたゴールドシップ

 パドックを見た印象ですが、前走春の天皇賞と比べると大分良くなっていたと思います。

 ノシノシと歩くタイプの馬で、パドックではいつもそれ程良く見せるタイプの馬ではないのですが、今回は前走時に比べると後肢の踏み込みと回転に、良化が見られました。

 馬体重こそ前走比マイナス2キロと、大きく変わってはいませんでしたが、今回は直前にしっかりと負荷を掛けて追い切られた分、身体が軽かったのではないでしょうか?いつもよりも素軽く動けていましたからね。

 個人的な印象ではメンバー中1番の仕上がりだったゴールドシップ。正直パドックの段階で同馬の勝利を確信しました。


■「本当に良馬場?」と言いたくなった馬場状態

 この日の阪神競馬場の芝コースは、朝から終日良馬場発表が続いた訳ですが、現場に居た身に言わせると朝から度々雨が降っていたし、太陽が顔を覗かせることも無かったので、かなり水分を含んだ馬場だったと思います。

 実際同日の他のレースを見てみても、1つ前の尼崎ステークス(準オープン)が芝2000mを2分2秒6で決着と、かなり時計が掛かっていました。

 実は最終レース終了後の馬場開放にも参加したのですが、いざ馬場に入ってみると雨のせいでかなり地盤が緩くなっており、芝も明らかに濡れていた状態・・・。

 これはどう見てもやや重、下手すれば重ともいえる馬場状態だったのに、JRAの発表は良馬場・・・。こういうのは正直駄目ですよね。

 自分は現地にいたからJRA馬場発表に惑わされずに、適切に馬場状態を把握することが出来ましたが、現地に居ない競馬ファンはJRAの馬場発表が頼りなのに・・・それがここまで誤差が有ると「何を信じれば良いの?」になってしまいます。

 一説によると道悪発表にすると馬券の売れ行きが悪くなるので、良馬場発表のままにしたという見方もあるようですが・・・。JRAにはこういったところをキチンとして欲しいと思います。

 さてそういう馬場状態になると、ゴールドシップにとってかなり有利に働いたのは想像に難くありません。今までのレース振りを見ても分かるように、高速決着になるとスピード不足を露呈し負けることが多いですが、時計の掛かる競馬になると滅法強いのが同馬ですからね。

 今回の宝塚記念でも、パンパンの良馬場で時計が速くなったら正直どうかと思っていましたが、その懸念は雨により時間が経つごとに悪化していく馬場状態を見て、どこかへ吹っ飛んでしまいました。

 今回の宝塚記念に関しては、天もゴールドシップの味方をしていたのかも知れません。


■ライバル達を自分の競馬に引きずり込んだ

 今回の宝塚記念最大の見せ場は、スタート直後にゴールドシップが先行した場面でしょう。

 あの瞬間の阪神競馬場場内の盛り上がりは相当なものでしたし、私自身もかなり驚いたというのが正直な感想。

 確かに週中から『前での競馬も考えている』等のコメントは目にしていましたが、実際のレースでは行けないだろう・・・と考えていただけに、余計に先行した同馬の姿に驚いたのかも知れません。

 ゲートを出た直後から出鞭もくれて、かなり手綱を押していたので、スタンド前では一瞬折り合いを欠きそうになった場面も有ったゴールドシップ。

 その後は内田博幸騎手が手綱を引くとアッサリ折り合いましたが、この辺は基本的にマイペースを崩さない同馬の特徴がプラスに働いたのではないでしょうか。

 今回先行策をとったことによる最大の利点は、向こう正面でしっかりと息を入れられたことでしょう。普段より前のポジションで競馬をしていることにより、道中は追走に神経質になることなく、しっかりと脚を溜めることが出来ました。

 春の天皇賞ではスタートで大きく出遅れた影響で、レース序盤からポジションを押し上げねばならず、道中脚を溜めることが出来なかったゴールドシップ。

 だからこそ最後の直線では、本来の彼らしい息の長い末脚が見られなかった訳ですが、今回はしっかりと脚を溜めていたお陰で、同馬の真骨頂である残り1000mからの超ロングスパートが見事に発揮されました。

 今の中央競馬で、ゴールドシップ並のロングスパートを行える馬は存在しません。だからこそ同馬に勝つ為には同じ様な競馬に付き合わないことが必須なのですが、今回ゴールドシップが先行したことにより、同じ様なポジションに居る羽目になってしまったのがジェンティルドンナとフェノーメノ。

 この2頭は人気的にも勝ちに行く競馬をしないといけない2頭です。ライバルであるゴールドシップが動いたのを尻目に、自分の競馬に徹することなど許される訳も無く・・・。

 同じ様にロングスパートを敢行した結果、末脚を失くし最後の直線で逆に引き離される結果となってしまいました。

 これらライバル達を自分の競馬に引きずり込んだ時点で、ゴールドシップの勝利はほぼ約束されていたのは間違いないでしょう。

 最後は2着以下に3馬身半差をつけるという、予想以上の圧勝となった訳ですが、この着差も必然と思えるような完璧なレースぶりだったと思います。


■秋は国内専念。有馬記念で狙いたい

 今回の勝利で、一旦は下落していた自身の株を大きく上げたゴールドシップ。やはりこういった時計の掛かるタフな競馬になると滅法強いのだなと、改めて再確認しました。

 散々言われていることですが、ゴールドシップの真骨頂はその息の長い末脚だと思います。それはレースでも最後まで乱れることのない、キレイなフットワークに良く現れています。

 そう考えると馬場の質が軽くて時計も速くなり、最後まで脚色が乱れにくくなる東京や京都の高速馬場は、GⅠレベルの争いになると、ゴールドシップにとって本当に合わないのではないでしょうか。まさにタフな競馬でこそといったタイプでしょうね。

 レース後、管理する須貝尚介調教師から『当初の予定通り秋は国内専念の予定』とのコメントが出たようですが、そうなると今秋は天皇賞からJC、そして有馬記念というローテーションになるでしょうか。

 だとすると、高速決着になり易い東京競馬場のGⅠ2連戦に関しては、同馬のことは正直軽視したいところ。この舞台なら今回一敗地に塗れたジェンティルドンナやフェノーメノの方が明らかに適性が高く、巻き返してくるでしょうからね。

 もちろん雨でも降って馬場が悪化すれば、当然の事ながら評価を改めますが・・・。基本的に東京では評価下げでまず間違いないと思います。

 東京2連戦で評価を下げたところで、最後の有馬記念を狙い打つ・・・というのが、この秋のゴールドシップに対する正しい向き合い方ではないでしょうか。

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[ 2013/06/26 07:08 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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