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このままでは秋も厳しい!? もう一段階成長が欲しいフェノーメノ ~2013宝塚記念レース回顧・その3~


フェノーメノ

 4歳3強対決に沸いた宝塚記念。

 レース回顧最後の記事となる今回は、残念ながら4着に終わってしまったフェノーメノを取り上げたいと思います。


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■パドックでは余り良く見えなかった

 正直それ程目を引く出来ではなかったですね。抜群の出来だった前走を見ているだけに、余計に物足りなく映ってしまいました。

 もともと馬体の柔らかい馬で、ちょっと身体をひねって歩くところはあるのですが、いつも以上に背中に芯が入っていない感じで、グニャグニャしてたかな・・・と。

 特に前肢の出がスムーズじゃなかったですね。前走時なんかは背中がピンと伸びていて、スッスッと前肢が出てきていたのですが、今回は脚取りも重く前走のような素軽さが感じられませんでした。

 もともと反動の出易い馬で、前走時に目一杯仕上げた影響を懸念していたのですが・・・。どうやらその懸念が的中してしまったようです。すぐ後ろを歩いていたダノンバラードの方がよっぽど良い出来だったと思います。


■ステイゴールド産駒にしては珍しい高速馬場向き


 ステイゴールド産駒は道悪競馬を得意とする産駒が多いですが、フェノーメノに関してはそうでもないかな?という印象を持っています。

 というのも、一般的なステイゴールド産駒と比べてフェノーメノはスピード能力が高く、高速馬場向きだと思うからなんですよね。実際同馬は、東京や京都といった軽い芝で実績を残しています。

 これは恐らく母系のデインヒルの血の影響でしょう。フェノーメノはステイゴールド産駒の割にはガシッとした身体付きで、重心も低く筋肉質な馬体をしていますからね。

 これは母系に入ると高いスピード維持能力を伝える、デインヒルの血の影響なのは間違いないと思います。

 これは個人的な意見ですが、よほど絶対能力が高く力が抜けていない限り、現代競馬でどんな条件でも勝ち続ける馬というのは、そうそう現れないと思っています。

 それこそディープインパクト並みにズバ抜けた馬ではないと、常に勝ち続けると言うのは至難の業だと思うからです。

 そういう観点に立つと、ステイゴールド産駒の中でも異質で高速馬場よりのフェノーメノが、春の天皇賞のようなハイパフォーマンスを発揮することは厳しかったかなと。

 決してこなせないことはないかと思いますが、基本的には良馬場でこその馬でしょうね。


■ロングスパートを強いられた時点で万事休す

 さてレースですが、スタートで出負けする格好になってしまいましたね。もともと腰に甘いところのある馬で、3歳時の最初の方は良く出遅れていたのですが、それがこの大一番でまた出てしまった感じです。

 もともと蛯名騎手は「道悪は余り良くない」と思っていたそうなので、この時点で内で先行する事を諦めて、馬場状態の良い外へ出す事を選択しました。

 蛯名騎手にしてみれば今回少頭数ですし、ここで多少ロスしてもジェンティルドンナを見ながらの競馬で、レースの主導権は有る程度握れると思っていたのでしょうが、想定外だったのはゴールドシップの先行策。

 さすがの蛯名騎手でも、まさかゴールドシップの後ろから競馬をする羽目になるとは思っていなかったでしょう。これで迂闊に動くことが出来なくなりました。

 いくら馬場状態の良い外を通していると言っても、自身よりも長く脚を使えるライバルを相手に、それ以上のロングスパートを敢行する訳には行きません。そんなことをすれば、先に脚が上がってしまうのは火を見るより明らか。

 この時点でフェノーメノと蛯名騎手が出来ることといえば、とにかくレースの流れに乗って消耗を少なくした上で、ゴールドシップが溜め過ぎて仕掛けどころを誤るのを期待するか、ゴールドシップが動いたのを見て一か八か仕掛けるかの2つに1つ。

 蛯名騎手の心理としては前者に期待したのでしょうけど・・・。さすがに百戦錬磨の内田博幸騎手。仕掛けどころを誤るはずもなく、フェノーメノと蛯名騎手は否応無しに、内田騎手が仕掛けたロングスパート合戦に引きずり込まれてしまいました。

 結果としては2着のダノンバラードどころか、ジェンティルドンナすら捕まえきれず4着に終わったフェノーメノ。色々と誤算も重なった結果ではありますが、個人的には完敗といった印象を受けましたね。

 確かに馬場状態も合いませんでしたし、出来もイマイチではありましたが、フェノーメノ以上に厳しい競馬を強いられたジェンティルドンナを、最後の直線で捕まえ切れなかったのは正直不満。

 この結果を見ると、この2頭の間には現時点で根本的な能力差が有ると認めざるを得ません。ともに高速馬場向きの同じ様なタイプの馬だけに、この半馬身差はそのまま能力の差だと言っていいでしょう。

 蛯名騎手も決して上手く乗ったと言える訳ではありませんが、今回に関しては「どう乗っても2強に勝つことは難しかったかな」という印象を、このレースから受けました。

 
■巻き返す為には、もう一段階の成長が欲しいところ

 今回一敗地に塗れたフェノーメノですが、秋の巻き返しを期するならもう一段階成長が欲しいというのが、正直なところでしょうか。
  
 東京コースなら、現状のままでもゴールドシップを破ることは可能でしょうが、同じ様に東京コースが得意なジェンティルドンナを負かすことは中々難しいでしょう。今回明らかな差を見せ付けられましたからね。

 そうなると戸田師悲願の天皇賞春秋連覇を成し遂げる為には、もう一段階の成長が必要なのですが、この点に関しては成長力に定評があるステイゴールド産駒だけに、それなりの期待は出来そうですね。

 あとは如何に上手く夏を過ごすことができるか・・・。

 天皇賞を勝つことに強い意欲を燃やす戸田師だけに、おそらく秋の天皇賞には渾身の出来で出走してくることでしょう。

 そこで果たしてレベルアップした走りを見せることが出来るのか?フェノーメノの秋の走りに注目したいと思います。

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[ 2013/06/27 07:11 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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