昔に比べ、高齢になっても走り続ける馬が増えた日本競馬。
最近では10歳を超えても現役を続ける馬も決して珍しい存在ではなくなってきましたが、さすがに10歳を超えて競走馬としてデビューしようとしている馬は、前代未聞の存在ではないでしょうか。
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■前代未聞の転身▼ホッカイドウ競馬の競走能力・発走調教検査で13歳馬が合格 いやはや驚きましたね。13歳馬がデビューですか(苦笑)
高齢でのデビューと言えば、昨年6歳でデビューし話題になったコマチャンの例がありますが、今回のマーチャンダイズはコマチャンの倍以上の年齢・・・。さすがに驚くしかありません。
今回マーチャンダイズの管理を引き受けた岡島玉一調教師は、『このような経験は中々出来ない。勉強させてもらうつもりで引き受けた』とコメントしていますが、確かにそのとおりですね。
競走馬から乗馬へと転身した例は星の数ほどあるものの、乗馬から競走馬へという例は殆ど無いはず。
まさに手探り状態で一から馬を作り上げていくことになり、その中で得がたい経験を得ることも多いでしょう。
乗馬のマラソンとも言えるエンデュランス競技で活躍していたこともあり、スタミナには一定の評価を与えられるマーチャンダイズ。あとは実戦で通用するスピードがあるかどうか。
スピード能力に関しては年齢の影響がモロに出るだけに、今後の見通しは決して楽観的ではありませんが、13歳で重賞制覇を成し遂げたオースミダイナーのように、ぜひとも周囲を驚かせる走りを見せて欲しいと思います。
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