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菊花賞は通過点!エピファネイアが神戸新聞杯で見せた素晴らしき進化



 『果たしてエピファネイアは精神的に成長したのか?』

 多くの競馬ファンはレース前、このダービー2着馬に対し、同じ様な疑問を抱いていただろう。

 あのキズナが勝ったダービーで、殆ど暴走に近い走りを見せながら僅差の2着に踏ん張ったエピファネイア。

 名手・武豊騎手をして『(エピファネイアは)バケモノですね』と言わしめた彼が、一夏を越してどれほど精神的に成長し、大人になったのか?

 そこに期待と、一抹の不安を抱いてレースを見守っていた多くの競馬ファン。その競馬ファンに、彼は期待をはるかに上回る、本当に素晴らしい回答を示したのではないだろうか。


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■数字とは裏腹に、ゆったりと余裕を持たせた馬体

 馬体重の発表はプラス2キロ。事前にフォトパドックで休み明けにしては絞り込まれた馬体を確認にしていただけに、『やっぱり余り増えなかったか・・・』というのが、馬体重が発表された時点での正直な感想だった。

 ただパドックに現れたエピファネイアは、プラス2キロの数字以上に、ダービー時と比べるとふっくらしていたと思う。

 あの時はまさに極限の仕上げといった感じで、無駄な部分を削ぎ落としたギリギリの馬体をしていたが、当時と比べると今回は随分とボリューム感を増していたし、良い意味で馬体に余裕を感じた。

 この日のパドックで特に印象的だったのは、エピファネイアの穏やかな目。相変わらず鞍下には汗をかいていたが、その目と表情は実に涼やかだった。この涼やかな目を見た瞬間、『精神的に大人になったなぁ』との感想を持った。

 この精神的落ち着きをもたらしたのは、自身の精神的成長と共に若干余裕を持たせた仕上げにあったことは間違いないだろう。

 ギリギリまで追い込んだ仕上げと言うのは、鋭敏な反応と高い身体能力をもたらすのと同時に、過度の精神的ストレスというデメリットも生じる。

 ここまでのエピファネイアの戦歴を振り返ると、彼は相手よりも自身との戦い終始してきた馬と言って良いわけで、そういう馬に精神的落ち着きを与えた今回の仕上げが、彼のレースにおけるハイ・パフォーマンス発揮に与えた好影響は、相当なものがあったのではないだろうか。


■春とは別馬に思えるほど折り合ったエピファネイア

 返し馬も実にスムーズに行えていたエピファネイア。この時点で折り合いに関する心配はほぼ解消されていたが、実際レースでも実に成長した姿を見せてくれた。

 ゲートを五分に出たエピファネイア。レース後福永騎手は『ゆっくり出すのではなく、普通に出して折り合えるか確かめたかった』とコメントしていたが、外からヤマイチパートナーに擦られるように交わされても、必要以上に行きたがる場面は見せず、よく我慢できていたと思う。

 春までの同馬なら、あの時点で闘争心に火がついてしまい、一気に前に行こうとしていただろう。

 1コーナー突入時に多少行きたがる面を見せたのは確かだが、そこで福永騎手が手綱を絞ると素直に言うことを聞いたのは、春にはありえなかった場面。

 向こう正面でも時折前に行きたいというシグナルを福永騎手に送っていたが、その都度福永騎手がコブシを絞ったり、手綱を軽く引くと、素直に言うことを聞いていたエピファネイア。その姿は『違う馬が走っているのでは?』と思ってしまうほど。

 正直これほど折り合い面で進境が見られるとは想像していなかっただけに、素直に驚いたと言うのがレースを見終えた感想だった。


■遊びながら走って2馬身1/2差

 勝負どころの4コーナー。馬なりのまま一気にポジションを押し上げていくエピファネイア。

 この時に見せる凄まじい加速自体は、春先から見せていたので改めて驚くほどのものでもないが、今回はその時点で溜め込んでいたエネルギーが違った。

 直線に向いてもすぐに追い出すでもなく、それでいてそのまま先頭に立ったエピファネイア。左鞭を入れたときに内に飛び込んだり、手前を頻繁に変えるなど、遊びながら走って2着に2馬身1/2差は、まさに絶対能力の違いと言うしかないだろう。

 まさに完勝。その言葉以外は当て嵌まらない、実に強い競馬だったと思う。


■菊花賞は通過点

 今回の神戸新聞杯で課題だった折り合い面に大きな進境を見せたエピファネイア。

 注目の次走はどうやら菊花賞ということになりそうで、そうなると『あと600m伸びてどうなのか?』と言うことが、今後競馬ファンの関心を集めることになりそうだ。

 個人的に折り合い面に関しては、ほぼ大丈夫ではないかと思っている。今回も途中13秒台のラップを計時する区間があったが、その区間でも折り合いは完璧に付いていた。

 レース中に急激にペースが上がったり下がったりする、所謂乱ペースの競馬になると不安になる面も出てくるが、それは他の馬も同じこと。エピファネイアだけが特別折り合いに不安、と言うことではないだろう。

 そして3000mという距離自体も問題は無いはず。

 もちろん3000mよりは2400m。2400mよりは2000mの方が良さそうなタイプなのは間違いないのだが、同馬はコントロールが殆ど利かず暴走に近かったダービーでも、最後までスタミナ切れを起こさずにキズナと僅差の勝負を演じた。

 そんな常識を超えるような驚異的な走りを見せた馬が、軽い馬場で行われることが多い菊花賞で、他馬よりもスタミナに劣るという場面を見せることは、正直考えにくい。

 これが現役屈指のスタミナ自慢ばかり出てくる春の天皇賞と言うことになると、さすがにどうかな?とは思うが・・・。ここは同じ世代のみのレース。心配する必要は殆ど無いだろう。

 エピファネイアにとって菊花賞は勝ちたいレースではなく、勝つべきレース。彼が目指すべき頂きは、もっともっと高いところにある。


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[ 2013/09/25 14:14 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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