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ジェンティルドンナは何故大敗してしまったのか!?を考えてみる ~2014京都記念レース回顧・後編~



 デスペラードの快走にも驚きましたが、それ以上に驚いたのが全く見せ場無く終わった、3冠馬ジェンティルドンナの走り・・・。

 単勝オッズ1.6倍という圧倒的1番人気に支持された彼女に何が起こったのか?

 じっくりレースを振り返って見たいと思います。


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■ここ最近では一番パッとしない状態・・・


 決して格段悪い出来だったというつもりはありませんが、それでも熱発明けだった3歳時のチューリップ賞を除けば、今回が一番余裕を感じさせる、如何にも休み明けといえる状態だったと思いますね。

 追い切りの動きも悪くはなかったのですが、いつものような牡馬顔負けのパワーを感じさせる迫力あるものではありませんでしたし、内容も若干軽めでした。

 牝馬なのでこの時期はある程度仕方ないのですが、やっぱり冬毛も結構目立ちましたしね。乗り込んでいって新陳代謝が活発になれば、この時期の牝馬といっても冬毛は抜け皮膚も薄くなるものですが・・・。

 やっぱりドバイを控えていることもあり、余裕残しの仕上がりだったんだと思います。

 良い時のジェンティルドンナを100とすれば、この日はせいぜい80ぐらい。個人的にはその程度の仕上がりだと感じましたね。


■とにかく気負っていた

 この日のジェンティルドンナのパドックを見ていて何よりも気になったのは、実は馬体よりも精神面でした。

 元々パドックでチャカつく面を見せることはある馬ですが、それにしても今回はいつも以上に気合を表に出し、そして気負っていました。

 パドック周回中、あそこまで小走りを繰り返すジェンティルドンナは殆ど記憶にありません。

 もちろん休み明けのレースではどの馬も気負いやすいものですが・・・。基本必要以上に気負ってしまう馬は、大体精神と肉体のバランスが乱れているモノ。

 返し馬でも掛かるまでは行かないものの、かなり前進気勢が目立っていたジェンティルドンナ。

 結果論ではありますが、今回いつもよりも余裕を残した仕上げを施したことにより、肉体と精神面のバランスが取れていない状態に陥ってしまった。そう考えられると思います。


■明らかに折り合いを欠いたジェンティルドンナ

 パドック、返し馬でかなり気負っていた姿を見せていたジェンティルドンナ。その気負いは当然レースにも悪影響を及ぼしました。

 見せ場無く6着に敗れたレース後。福永騎手は『それほど折り合いを欠いたとは思わない』とメディアに向けてコメントしていましたが、これは彼の一種のプライドのようなもので、実際には明らかに折り合いを欠いていました。

 思いのほかスタートをポンと出たことから、余計に前に行く意識が強くなってしまったジェンティルドンナ。

 福永騎手も最初から必死に押さえ込もうとしていましたが、逃げたデスペラードの作ったペースが遅いこともあって、中々ジェンティルドンナをリラックスさせることが出来ませんでしたね。

 確かに道中は必死に手綱を引っ張ったお陰で、特に暴走することも無くオーバーペースにもならずに追走することは出来ていました。もしかしたら福永騎手の言う『折り合っていた』は、この事を言っていたのかも知れません。

 ただ『折り合い』というものは、単に一定のペースで走らせることが出来ればそれでOKという単純なものではありません。如何に『リラックスさせて』走らせることが出来るか?これが1番大事なのです。

 リラックスさせる。これは言い換えれば如何に『力まずに』走らせられるか?ということになります。人間も馬も力んだ状態で運動をすると、その力んだ部分の酸素が補給されること無くあっという間に消耗し、結果としてチアノーゼ(酸素欠乏症)状態になるのは一緒なのです。

 今回ジェンティルドンナが力んだ走りから開放され、俗に言う『息が入った』状態になったのは、レースも終盤のゴールまでおよそ800mを過ぎた地点。

 レースのラップを見ると、それまで12秒代後半から13秒台で推移していたレースの流れが、この地点から一気に速くなって行っているので、ペースが上がったことにより折り合いが付いたと考えるのが自然でしょう。

 ここに来てようやく折り合いが付いたジェンティルドンナ。しかしこの時点でレースは既に3分の2近くを消化していました。

 如何に傑出した実力を持ち、ジャパンC連覇を達成した稀代の名牝でも、ここまで消耗していては本来の実力を発揮出来ないのは当然・・・。

 如何に強いと言ってもジェンティルドンナはジェンティルドンナ。決してディープインパクトやオルフェーヴルのような、規格外の怪物級クラスの馬ではありません。

 牝馬3冠を達成し、ジャパンC連覇を成し遂げるような名牝でも、仕上がりがイマイチだったりまずいレース運びをすれば、信じられないような負け方をしてしまうのが競馬。

 今回のジェンティルドンナの敗戦は、その当たり前のことを改めて思い出させてくれましたね。


■福永騎手の責任

 今回デビュー以来初めて掲示板を外したということで、手綱を取った福永祐一騎手の責任を問う声が上がってくるのは間違いないでしょう。

 実際ジェンティルドンナを上手く御せなかったのは事実であり、以前同馬の手綱を取った岩田騎手、川田騎手、ムーア騎手といった面々と比べても特に酷いレース振りだったのは確かです。

 ただ今回の敗戦の原因の大部分が福永騎手に有るかといわれると、さすがにどうかな?という気持ちにはなりますね。個人的にはこういう拙い仕上げでレースに出してきた厩舎サイドにも、同じぐらい責任はあるのではないかと思っていますので。

 どちらにしても今回のこのコンビ結成は、結果的にはミスマッチだったかなと思います。そもそもジェンティルドンナと福永騎手は相性良くない様に思いますし。

 個人的にはジェンティルドンナは福永騎手や武豊騎手のようなスマートに乗るタイプの騎手よりも、川田騎手や岩田騎手のようなパワフルに追う騎手の方が合っていると思います。

 何故かと言うと、同馬は結構重心が高くて首の使い方も下手なので、推進力が前ではなく斜め上の方向に働き易いんですよね。なのでその斜め上に働く推進力を、強引に前方へと転化させるぐらいパワフルに追える人間じゃないと、最後の直線で伸びあぐね易いんじゃないかと。

 そういう点では日本人騎手では岩田騎手や川田騎手。外国人騎手ではムーア騎手当たりが適任なのでは。個人的にはジェンティルドンナに一番合っている騎手はムーア騎手だと思いますが・・・。果たしてドバイで手綱を取るのは誰なんでしょうね?

 今回の敗戦で一部では終わった説も出ているジェンティルドンナですが、まだ結論を下すのは早すぎるでしょう。次走のドバイは勿論のこと、春競馬での走りもしっかりと注視したいところです。



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[ 2014/02/18 00:05 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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