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ロジユニヴァース帰厩。さて、本当に宝塚記念に使うことが出来るのだろうか!?


ロジユニヴァース@日本ダービー

【日刊スポーツ】ロジユニヴァース帰厩、宝塚目標に調整
http://www.nikkansports.com/race/news/f-rc-tp0-20120420-937204.html
 2010年夏の札幌記念から休養しているロジユニヴァース(牡6、萩原)が20日、美浦トレセンに帰厩した。6月24日阪神の宝塚記念(G1、芝2200メートル)に向けて調整を進めていく。「今後のことは様子を見ながらになりますが、宝塚記念を目標に調整していきます」と萩原師。

『ようやく帰って来たな・・・。で、本当に使えるのか!?』
このニュースを聞いた上での、筆者の正直な感想である(苦笑)

2009年のダービー馬であるロジユニヴァース。
昨年は、結局一度も出走することが出来ずに終わってしまった同馬。
その後は全く音沙汰無い状態だったので、このニュースを聞いて『既に引退していたんじゃなかったの?』と思った競馬ファンも、結構存在するのではないだろうか(苦笑)

あの豪雨の中で行われたダービーが、既に思い出と化してしまうぐらい月日が経ってしまった。しかしロジユニヴァースは現役を諦めること無く、カンバックに向けてトレーニングを積み続けてきた。そうして迎えた今回の帰厩。ロジユニヴァース自身と牧場関係者の復帰に向けた努力には、心から敬意を表したいと思う。
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●地方競馬デビューの可能性もあったダービー馬

ロジユニヴァースの左前脚が外向していることは、多くの競馬ファンに良く知られている。
その程度は酷いもので、当初はその外向が嫌われて誰も買い手がつかず、生産者である吉田勝己氏が自ら所有し、ホッカイドウ競馬からデビューする予定だったという。

しかしその時、馬主になったばかりで所有馬を探していた久米田正明氏の目に留まり、同馬を久米田氏が購入。同馬はロジユニヴァースと名付けられ、美浦・萩原清厩舎から晴れてデビューすることになる。

心配された前脚の不安もさほど感じさせること無く、思いのほか順調に調整されたロジユニヴァースは、6月に入ると俗に言う『栗東留学』を敢行。同地で調整が進められ、そのまま阪神競馬場でデビュー戦を迎えた。

このデビュー戦も危なげなく勝利した彼は、その後札幌2歳S、ラジオNIKKEI杯2歳Sと重賞を連勝。皐月賞では生涯初の敗北を喫し、その負け方からダービー出走を不安視されたものの、見事に巻き返してダービー馬に輝いたのは、皆さん良くご存知の通りだと思う。

ロジユニヴァースのダービー制覇は、いつも以上に鮮烈な印象を競馬ファンに残した。
外向のハンデを抱えながらも、皐月賞での惨敗から見事に巻き返した彼自身の芯の強さ。初めて所有した馬がダービー馬に輝いたという久米田氏の強運と目の確かさ。それに長年ダービー制覇を待望されながら、中々勝つことが出来なかった鞍上・横山典弘騎手の、ようやくと言っていい悲願成就・・・。

これら事由が重なった結果、ロジユニヴァースは近年のダービー馬では一際強烈なインパクトを残す、多くの競馬ファンに愛されるダービー馬になったのではないだろうか。


●ダービー後は、苦難の日々が続く・・・

しかしダービーを勝ったあと、彼は満足にレースに出走できない日々に直面することになる。

彼がレースに出走できない原因、脚部不安を引き起こしている箇所は、実はデビュー前から不安視されていた左前脚の外向部分ではない。いや、厳密に言うと外向が原因ではある。要は同馬が外向箇所を庇った走り方をしてしまう為に、その対角線上に位置する右後肢に過度の負担が掛かり、その周辺の筋肉を傷めてしまったのだ。

その後はイタチごっこの様に、故障と向き合う日々が続くことになる。
右後肢に不安が発症した為、右後肢の治療を行いながら調整を続ける同馬。そして右後肢が良くなってきたかと思ったら、今度は反対の左後肢に負担が掛かったため、左後肢の筋肉を傷めてしまい更なる治療へ・・・。そしてようやく使える状態に仕上がり、何とかレースに出走させるものの、レース後のダメージが大きい為に、再度長期の休養を余儀なくされる等など・・・。

あのダービーから間も無く3年が経とうとしているが、その間ロジユニヴァースがレースに出走した回数は僅かに3回のみ・・・。多くの競馬ファンが、同馬が既に引退していたと思い込んでしまっていたのも、もはや当然と言える状況であった。


●引退する訳にはいかない・・・

しかし彼は現役に拘り、再びターフに戻ってきた。

ダービー後、不安を発症した時点で引退していれば、今頃種牡馬としてある程度安定した地位を得られていたかも知れない。しかし同じネオユニヴァース産駒であるヴィクトワールピサが、皐月賞や有馬記念、ドバイWCを制したことで、ロジユニヴァースの種牡馬入りは、微妙なモノとなってしまった。

同じネオユニヴァースの後継種牡馬として比べた場合、実績に勝るヴィクトワールピサの方が、より魅力的な存在に映るのは当然だ。しかもロジユニヴァースの場合、左前脚の外向という大きなハンデも抱えている。身体的な特徴というのは産駒に遺伝し易いため、馬を売ることを第一に考えるマーケットブリーダーは、こういった身体的ハンデを背負った種牡馬は嫌う。こういったハンデに目を瞑るくらい魅力的な種牡馬ならまだしも、実績的にもダービー勝利以外に特筆するものが無いロジユニヴァースにとって、今の状況のまま種牡馬入りすることは、自ら自身の将来を閉ざすようなものだろう。

自己の将来の為、彼はまだ引退する訳にはいかないのだ。


●もう一花咲かせる為、彼は挑戦を再開する

ロジユニヴァースの前途には、茨の道が待っていることだろう。
宝塚記念を目標に調整されると陣営から発表されたが、当然の事ながら、ぶっつけ本番では良い結果が出るはずは無い。ブランクの長さも相当だし、常識的には一度叩く必要が有る。しかし彼は、はたして連戦できる状態に有るのだろうか?古馬になってから一度として連戦したことが無い同馬。長期にわたり休ませたからといって、体質が改善される保証はどこにも無い。どうしても懐疑的な目で見ざるを得ないのだ。

しかし彼は前に進むしかない。
挑戦しないものには、勝利を掴むことは決して出来ないからだ。
ごく僅かな可能性を信じて、彼はここまで頑張ってきた。牧場関係者は、再び彼を勝利者にする為に、長い年月を掛け尽力してきた。さあ、今度は厩舎関係者が応える番である。

ロジユニヴァースの前には、高く険しい壁が立ちはだかっている。
人によっては、これを克服することは奇跡を起こすことと等しいという人もいるだろう。
しかし奇跡とは、実現させるからこそ奇跡と言うのだ。

奇跡を現実のものとする為に。
ロジユニヴァースと関係者の新たな挑戦が、いま始まる。


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[ 2012/04/20 22:30 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(0)
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