ブラジル競馬といえば近年はアグネスゴールド産駒の活躍が良く知られていますが、そのブラジルからまた嬉しい知らせが届きました。
アメリカで種牡馬生活を送るサンデーサイレンス産駒のサイレントネーム。
その産駒の1頭であるJaspion Silentが、ブラジルのGⅢ『GRANDE PREMIO 14 DE MARCO(芝12ハロン)』を、2着馬との壮絶な叩き合いの末に快勝!
アメリカで暮らす父に嬉しい重賞制覇を送りました。
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■壮絶な叩き合いを制したJaspion Silent 画像が荒くて分かり辛いですが、馬群の中で脚を溜めていたJaspion Silent(ゼッケン5番の馬)が、直線内から抜け出したOlympic Canada(ゼッケン10番)との叩き合いをハナ差制しました。
Jaspion Silentは父サイレントネーム、母Xiririca Da Serra、母の父Know Heightsという血統のブラジル産の4歳馬(詳しくは
こちら)。
父のサイレントネームは2012年の凱旋門賞馬ソレミアの馬主として有名なヴェルトハイマー兄弟が、サンデーサイレンスと交配する為に白老ファームに預託したダンジグアウェーとの間に生まれた日本産馬。
現役時代はフランスやアメリカで走り、アメリカで重賞2勝を挙げた後にケンタッキー州のアデナスプリングスで種牡馬入り。2011年からはニューヨーク州に移動して種牡馬生活を送っています。
2009年にシャトル種牡馬としてブラジルで種付けしていますので、Jaspion Silentはその時誕生した産駒になりますね。
近年ブラジルではアグネスゴールド産駒の活躍が目立っていますが、今回のJaspion Silentの活躍ぶりを見る限り、やっぱりサンデーの血が活きる競馬なんでしょう。
2歳時にはGⅠでも2着を記録したことがあるJaspion Silent。今回の重賞勝ちをキッカケに、もう一度トップレベルでの走るを期待したいところです。
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