今週、阪神競馬場では伝統の長距離戦、『第62回 阪神大賞典(GⅡ)』が行われます。
ここに登場してきたのが、昨年の宝塚記念馬ゴールドシップ。
昨年の秋は不甲斐無い成績続きだったゴールドシップですが、休養を挟んで本来の姿を取り戻すことが出来たのか?
フォトパドックが公開されましたので、それを見ながら現在のゴールドシップの状態を考察したいと思います。
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■良い頃の状態を取り戻してきた
▼【阪神大賞典】フォトパドック・ゴールドシップ / 競馬ラボ
上記のリンク先に3月12日に撮影されたゴールドシップのフォトパドックが掲載されていますが・・・太いっすな(苦笑)
まあ、この時点でレースまで10日以上ありますし、あくまで前哨戦ということを考えれば許容範囲でしょう。
それでも昨秋の酷い状態だった頃に比べれば持ち直してきているのは写真からも明らかで、これは良かったと思います。
具体的に変わった点をいうと、昨秋と比べると肩とトモの筋肉量が全然違いますね。良い頃の張りを取り戻してきました。
昨秋は悪い意味でスラッとした馬体をしていたゴールドシップ。
恐らくスピードが要求される府中の馬場を意識して、陣営が軽い造りを施したのでしょうが、筋肉が削ぎ落とされたのに比例して闘争心も削ぎ落とされてしまっていました。
人間もそうですが、やる気とか闘争心とかは体調に比例するもの。
昨秋の一連のレースではパドックでの覇気の無さが目立っていたゴールドシップですが、これはその時の状態とリンクしていたことは間違いないでしょう。
今回、休養期間を挟んで本来の重量感溢れる馬体を取り戻したことで、ゴールドシップの表情に覇気が戻ってきました。
あとはレース当日のパドックで、担当の山浪厩務員を引っ張るような歩様を取り戻せていれば復調したと判断して良いのでは。
今回はメンバーにも恵まれましたし、春の天皇賞路線を盛り上げるためにも、ここは実力馬の復活に期待したいところです。
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