いよいよ今週末に迫ったドバイWCデー。
日本からは8頭もの馬が参戦し、世界の強豪相手に栄冠の時を虎視眈々と狙っているわけだが、先日ドバイWCデーに出走する有力馬の公式記者会見が行われた。
ジェンティルドンナを管理する石坂正調教師も当然のように会見に臨んだのだが、その中でジェンティルドンナの今後について言及。
今年一杯で現役を引退し、繁殖牝馬として牧場に帰る予定であることが正式に表明された。
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■稀代の名牝のラストイヤー▼【ドバイシーマC】ジェンティル年内引退、石坂師明かす / サンケイスポーツ▼
会見の中で石坂師が語っていたように、社台系クラブの牝馬は6歳春に引退することが規定されている。
この規定に忠実に従うなら、ジェンティルドンナは来年の春をもって引退し牧場に帰ることになるのだが、彼女ほどの名牝が出走するに値するレースは、それこそ来年のドバイミーティングしか存在しない。
そのことを考えると、石坂師が口にしたように今年の秋シーズンを最後に引退し、繁殖牝馬として牧場に帰るというのが一番現実的なプランだろう。
史上3頭目の三冠牝馬として、ここまで数々の名勝負を演じてきたジェンティルドンナ。
一昨年のジャパンカップで三冠馬オルフェーヴルとの死闘を制したように、牝馬の枠を超えた活躍ぶりは日本の競馬史上に燦然と輝いている。
その眩いばかりの蹄跡に、更なる栄光の歴史を刻むことが出来るのか?
まずは今週末のドバイシーマクラシック。
相手は強豪揃いだが、稀代の名牝の底力に期待したい。
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