今回の記事は3強最後の1頭であるメイショウマンボについて。
牝馬クラシックが始まる前の下馬評はそんなに高くなかったのにもかかわらず、終わってみればオークス・秋華賞・エリザベス女王杯とGⅠ3勝を記録した同馬。
脚長の馬体から繰り出される末脚はいかにもステイヤーの資質を感じさせ、ここよりも春の天皇賞で狙いたくなる馬だが・・・。
果たして現在の状態はどんな感じなのだろうか?
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■他の2強に比べると状態に不安が・・・ ▼メイショウマンボはじけた / デイリースポーツ 最終追い切りを栗東坂路で実施したメイショウマンボの全体時計は51秒7。
ハロー掛け直後の馬場状態の良い時間帯に登坂したので、いくらか割り引いて考える必要はあるが、時計は悪いものではなかったと思う。
ただ一つ気になったのは、追い切りの前半にやたらと行きたがっていたこと。休み明けということで結構馬自身のテンションが高くなっているのでは?
動き自体は抜群というほどではないものの、好調時に近い動きを示していただけに、そこだけがちょっと気になった。
あとメイショウマンボのフォトパドックを見てすぐに思ったことが、『冬毛が抜けきってなくて仕上がり途上なんだろうか?』ということ。
牝馬は冬毛が伸び易いのは確かだが、真冬ならともかくこの時期ならそれなりに乗り込んでいれば、冬毛も短くなっているもの。
この時期に乗り込み量が足りているのに冬毛が長い馬は、身体のどこかに良くなりきれていない部分を抱えていることが殆どなのである。
追い切りを見る限り体調自体は良さそうなので、フォトパドックを撮ってから1週間あまりで状態が急激に良くなってきた可能性はある。ただそれでも不安点が拭い切れたかと言うと、何とも言えないと言うのが正直な感想だ。
フォトパドックでのイマイチな状態と、動きは良かったものの妙にテンションが高かった追い切り内容。心配な材料を2つ揃えているだけに、今まで以上にパドックでの状態をしっかりと観察したいが、個人的にはここよりも次走で狙ってみたい気がする。
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