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いよいよ福永騎手降板の危機!? 長所の半分も引き出せずに敗れたエピファネイア ~2014大阪杯レース回顧・中編~



 先日は勝者キズナに関しての記事を上げたわけだが、今回は3着に敗れたエピファネイアに関して語ろうと思う。

 内容は大きく分けて3つ。

 まずエピファネイアは多くのマスコミ関係者が語るように、馬体に成長の跡が見られなかったのか?

 そして福永騎手はなぜああいったレース振りを選択したのか?

 最後に今後に控える香港遠征の展望。具体的に言えば福永騎手の降板は有りえるのか?

 この3つの話題を軸に、今回のエピファネイアについて所見を語ってみたい。


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■数字には表れないものの、しっかりと成長の跡は見られた


 大幅に馬体重を増やして登場したキズナとは対照的に、菊花賞から2キロ馬体重を減らして登場してきたエピファネイア。

 この馬体重の変動の無さを評して、「エピファネイアには成長の跡が見られない」とコメントする競馬関係者がいたが、それは数字だけを見ていて馬を見ていないが為に生じた誤りで、エピファネイア自身も古馬となり馬体にはしっかりと成長の跡は見られていた。

 具体的に言えば3歳時に比べて体高が伸び、また首からお尻に掛けてまでのパーツに伸びというかゆとりのようなモノが出て、無駄肉の無い馬体に変化していた。

 イメージ的なもので言うと、母父であるスペシャルウィークに似た馬体へと変化してきたように思う。

 スペシャルウィークは一見細く見えるぐらいに無駄肉の無い、研ぎ澄まされた馬体をしていた馬だが、エピファネイアもそこまではいかないものの、母方の祖父に似たステイヤーっぽい馬体へと変化していた。

 仕上がりとしても若干腰に甘いところは残していたものの、柔らかな筋肉を保っていて休み明けとしては充分過ぎる出来に映り、「まず大丈夫だろう」と判断したのだが・・・。

 結果的にこの日の力のいる馬場をこなすには、少し細く仕上げ過ぎたかもしれない。

 この日の身体の造りは、軽い馬場である京都や東京ならば言うこと無いものだっただろうが、芝が重くてまた直線に坂がある阪神や中山といったパワーが優先される馬場には不向きだ。

 元々後ろ肢の踏み込みが浅く、以前から坂でもたつく面があったエピファネイア。今回も坂でキズナに一気に交わされた訳だが、これはそういった坂を苦手にしている面にプラスして、キズナに比べてパワー的に劣った仕上げだったことも影響していたのだろう。

 古馬になり馬体には数字に表れないものの、成長の跡を示していたエピファネイアだったが、この日の馬場状態にフィットした仕上げという意味では、ライバル・キズナの後塵を拝してしまったかもしれない。


■折り合いに集中し過ぎてレースの流れに乗れなかった

 さて、色々と話題になっているエピファネイアのレース振りに話を移そう。

 レース直後から話題になっているのは、「なぜエピファネイアは後方から競馬をしたのか?」というところだが、大きく分けて2つの論調が存在している。

 1つは単純に福永騎手が戦略的に無策のままレースに臨み、ああいう位置取りになってしまったという論調。もう一つはあえて控えることにより、どれほどの脚を使えるか試したという論調。

 真実は福永騎手自身にしか分からないわけで断言することは出来ないが、個人的な考えとしては、レース後のコメントやレース中の挙動を見る限り、前者の説が真実に近いんだろうなと思っている。

 去年からずっとそうなのだが、エピファネイアを語る時に必ず使われる言葉が「折り合い」である。これは関係者にとっても一緒で、いつもエピファネイアの記事は折り合いの部分がメインの記事ばかり。

 福永騎手も暴走に近い走りを見せたダービー以来、折り合いに関しては細心の注意を払っており、今回のレース前も折り合いに関するコメントを一番多く口にしていたように思う。

 その思いが強くなりすぎたのだろうか?今回の大阪杯ではとにかくエピファネイアと折り合うことに専念していた感があり、レースの流れを半ば無視していたようにも見えた。

 今回エピファネイアが後ろのポジションになった原因の一つに、スタート後思った以上に馬が行く気を見せなかったという面があるのだが、それでも1コーナーの入りで若干行きたがる面は見せた。

 だがその時福永騎手は慌てて手綱を絞り、「折り合わないとアカン」とばかりに馬をセーブ。

 エピファネイアも気性的に大人になっており、素直に言うことをきいて折り合いを欠くことはなかったのだが、位置取りを決める大事な場面でこういった挙動を取ったことにより、結果後方からの競馬を選択せざる得ない状況に追い込まれてしまった。

 その後の流れはレースを見てのとおり。キズナの直ぐ前での競馬は福永騎手にとっては非常にやり辛く、キズナ鞍上の武豊騎手にとっては非常に楽な競馬であっただろうと推測される。ライバルの動きだけを見て仕掛ければ良かったのだから。

 レース後の福永騎手のコメントの中で、一つ「おいおい・・・」と思ったコメントがある。それが「キズナよりも先に動かざるを得なかった」というもの。

 競馬に限らずではあるが、同じような位置取りからだと先に動いた方が不利というのは勝負の常識としてある。

 これは当然競馬にも当てはまる訳だが、2頭の脚質を考えるとほぼ100%こういう状況に陥るのはエピファネイアの側であり、その当たり前のことを想定し対策を取るのが騎手なのではないのだろうか?

 このようなコメントが出てくるということは、裏を返せば想定していなかったとは言わないものの、対策は取っていなかったということだろう。この無策ぶりにはさすがに「ちょっと・・・」と言わざるを得ない。

 今回の大阪杯。馬場適性・距離適性的にも、レースに掛ける意気込み的にもキズナ陣営の方が上回っており、もしエピファネイアが正攻法の競馬をしていたとしても、最後は差し切られていたかもしれない。

 しかしそういう競馬で負けたのならば、長所を引き出しても及ばなかったということで諦めも付くし、足りない面も見えてきて今後の調教にもプラスに働いただろう。

 今回エピファネイアは長所の半分も引き出せずに負けてしまった。これではキズナに勝つには何が足りなかったのか正直不明瞭であり、今後にとっても得るものが少ないレースになってしまったと言わざるを得ないだろう。

 どうせ負けるにしても、意味のある敗戦であって欲しかったのだが・・・。何とも残念な結果に終わってしまった。


■香港では違う騎手が乗っている可能性も

 さて今後のエピファネイアの予定だが、レース後のダメージが予想以上に大きいものでない限り、当初の予定通り香港遠征になるのではないかと思う。

 一叩きされてからの上積みは当然見込めるし、香港の馬場は平坦に近いので、体調さえ万全ならばエピファネイアにとって充分勝機はあるだろう。というか普通に回ってくれば勝てると思っている。

 問題は騎手なのだが、今回の大阪杯の結果を受けて香港では乗り代わる可能性も出てきたように思う。

 というのも香港遠征後は宝塚記念参戦が有力しされるエピファネイアだが、宝塚記念には先日のドバイDFを圧勝したジャスタウェイの参戦が見込まれるから。

 エピファネイアとジャスタウェイ、どちらも主戦は福永騎手である。2頭とも宝塚参戦となった折にはどちらか一方は乗れない訳で、福永騎手は難しい判断を迫られるものと思われていた。

 しかし今回福永騎手のボーンヘッドが原因で大阪杯を落としたことにより、エピファネイア陣営の方が宝塚記念もセットで次のパートナー探しに乗り出す可能性が大きくなったのではないだろうか。

 そもそもこのタイミングならば、福永騎手側としても自身のミスで大事な一戦を落とした後だけに、乗り代わりに関して異議を口にし辛い。

 ダービー直後から度々乗り代わり待望論みたいなものが何度か浮上していたエピファネイアだが、いよいよその時を迎えるのかも?

 もし乗り代わるとしても騎手を選ぶタイプの馬だけに、難しいところではあるのだが・・・。

 日本人なら横山典弘騎手。外国人騎手ならばスミヨン騎手やルメール騎手がイメージ的には合うが、さてどうなるだろうか?

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[ 2014/04/08 08:30 ] レース回顧 | TB(0) | CM(-)
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