今週は春のGⅠシーズンの中休み。
日本ではGⅠレースがない代わりに、オークストライアルのフローラSと安田記念のステップであるマイラーズCが行われるが、世界に目を向けると楽しみなレースが2つ行われる。
その一つが日本からエピファネイアとアンコイルドが出走する予定のクイーンエリザベス2世カップ(香GⅠ)。
もう一つが昨年の凱旋門賞馬トレヴが出走を予定しているガネー賞(仏GⅠ)だ。
そのガネー賞に出走する予定であるトレヴの最終追い切りの映像が、先ほどYoutubeにアップされたので、ここで紹介したいと思う。
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■休み明けとしては悪くない仕上がり
最後は抑え気味だったので若干頭が高かったけど、休み明けということを考えれば悪くない動きだったんじゃないかな。脚の捌きなんかはキビキビしてて良かったと思う。
お腹の線もそれなりにスッキリしてるし、肩やトモの筋肉の張りも上々。
ここはシーズン初戦なんで、陣営もビッシリと仕上げたということは無いだろうけど、それでも8割5分から9割近い状態には持って来たのではないだろうか。
今回出走予定のガネー賞は、ロンシャン競馬場芝2100mで行われるGⅠ。
欧州中距離路線でシーズン最初に行われるGⅠということで、毎年それなりのメンバーが参戦してくるレースで、過去にはミルリーフやアレフランス。最近ではエリシオ・バゴ・ディラントーマスといった欧州トップクラスの馬たちが優勝馬に名を連ねている。
今年もトレヴの他に、2年前の同レース優勝馬で前走ドバイシーマクラシックでジェンティルドンナの2着になったシリュスデゼーグルが参戦を予定するなど、結構骨っぽいメンバーになりそう。
いくら凱旋門賞で圧勝したトレヴと言っても、シーズン初戦ということに加えて斤量差も縮まっている今回は、楽な競馬にはならないんじゃないかな。
逆に言うとここで楽に勝つ様なら、今年もこの馬中心で欧州の競馬シーンが展開されることは確定的になる訳だが・・・。
さあ、どうなるだろうか?
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