JRAでは春のクラシックシーズン真っ最中だが、地方でもいよいよ3歳3冠レースの幕が切って落とされた。
昨日行われた南関東3冠レース初戦、『第59回 羽田盃(S1)』
ここは昨年のダート2歳王者で、前哨戦の京浜盃も快勝したハッピースプリントが、レース直前まで単勝元返しとなる圧倒的1番人気に支持されるなど、思わず『やりすぎじゃね?』と苦笑したくなるほどの大本命。
さてさて、どうなるものか?と思ってレースを見ていたのだが・・・。
レース後、ハッピースプリントが見せたあまりの強さに、別の意味で苦笑したくなってしまった。
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■力がもう違い過ぎたハッピースプリント いやいや・・・強いですな、ハッピースプリント。
当然今までの実績から力が抜けているのは間違いなく、まあ負けないだろうと思って見てはいたが・・・ここまで他馬を圧倒するとはね。
今回はパドックから見ていた訳だけど、正直上位3頭の中では1番仕上がりは甘く見えた。これは先のレース(東京ダービーとジャパンダートダービー)を見据えていたからで、良いとこ9割ぐらいの出来だったんじゃないかな。
逆に2着のドバイエクスプレスと3着のドラゴンエアルは、完全にここ目標にキッチリと仕上げてきただけに、勝てないまでも脅かす場面ぐらいはあるかなと思ったんだが・・・。完全に馬の器が違っていたね。
これでダートでは負けなしの7連勝となったハッピースプリント。完全に地方では敵なし状態で、次走の東京ダービーもどういった勝ち方を見せるのかが焦点になるだろう。
注目はジャパンダートダービーでのJRA勢との再度の激突だが・・・。
今のところJRA勢全体を見渡しても、アジアエクスプレスぐらいしか、同馬と五分にやれそうな馬が見当たらないかな。それだけの器の持ち主だと思う。
しかしアッミラーレがこれだけの子供を出すのだから、本当に競馬は面白いね。ディープやハーツクライ産駒ばかりが競馬ではないということを、この羽田盃上位3頭の父親を見てると痛感させられる。
ともあれ、久々に地方に現れた超大物候補であるハッピースプリント。この走りは大きな夢を抱くに相応しいものだけに、今後も無事に行って欲しいと願いたい。
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