昨日はハナズゴールの快挙で沸いた日本競馬界。
今日は香港の地で、エピファネイアとアンコイルドの2頭が海外の強豪との一戦に挑む。
近頃では珍しくも無くなった日本馬の海外遠征。しかしその難しさが解消された訳ではなく、常に関係者は想定外のアクシデントなどと戦いながら、最良の結果を出すべく努力を重ねている。
その苦労している関係者の努力が報われるように、私たちも日本から精一杯の声援を送りたいものだ。
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■いよいよ決戦の時 ▼クイーンエリザベス2世カップ(GⅠ)出馬表 / おうまのアイコン
いよいよ決戦の日の朝を迎えた。
日本から挑む2頭、エピファネイアとアンコイルドは共に順調にこの日を迎える事が出来たようで、まずは一安心と言ったところであろうか。
エピファネイアに関しては、現在現地での単勝オッズでも2番人気に支持されているように、多くのファンから勝利を期待されている。
前哨戦の大阪杯ではキズナの3着に敗れたものの、敗因の殆どは福永騎手の乗り違いに見出すことが出来、ここは本来の乗り方をすれば巻き返しは必至だろう。
現地での調整も順調に行った様で、福永騎手を乗せた最終追い切りでは柔らかな動きを見せていた。
直線が平坦なコース形態は、坂で伸びあぐねる事が多いエピファネイアにとってはプラスに働くことは間違いなく、福永騎手が同馬の長所をフルに引き出すことが出来れば、圧勝まであると思っている。
もう1頭のアンコイルドは現状7番人気と伏兵としての評価に留まっているが、ロスの少ない1番枠を引き当てたので、上手く立ち回れば期待以上の結果も望めるかも知れない。
馬場状態自体は、どちらかと言えばパワー型の同馬には合っていると思われ、日本にいる時以上のパフォーマンスも期待できるだろう。
あとは力関係だけだが、現状日本の芝中長距離路線は世界一と言って良いレベルを誇っており、その中でもそれなりの地位を築いているアンコイルドなら、掲示板以上の走りを期待してもおかしくない。
今年は海外遠征を敢行する日本馬が揃って好成績を挙げており、昨日はオーストラリアからハナズゴールが嬉しい報せを届けてくれた。
日本馬にとって波が来ているのは間違いないので、エピファネイアとアンコイルドにはこの波に乗って、素晴らしい結果を残して欲しいと期待している。
クイーンエリザベス2世カップの発走時刻は、日本時間の17時35分ごろ。
グリーンチャンネルで中継が予定されているので、視聴できる環境下にある人はぜひとも2頭に声援を送ってほしい。
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