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最強馬といえども負けることはある。トレヴが敗れた3つの敗因 ~2014ガネー賞レース回顧~



 昨年の秋、ロンシャン競馬場で日本競馬の夢と悲願を、完膚なきまでに叩き潰したトレヴ。

 その圧倒的なパフォーマンスで凱旋門賞を制した同馬だが、レース後に現役続行を表明し、ひと時の休養に入っていた。

 そのトレヴが、今年も自身が最強馬であることを証明するため、自身を表現する場であるターフへと戻ってきた。

 世界最強牝馬であり、今年の競馬シーンの堂々たる主役であると自他共に認められたトレヴの復帰戦、ガネー賞(仏GⅠ)。

 近年、ここまで注目を集めたことは無かったのでは?と言われたガネー賞だったが、レース後さらなる注目と驚きを集めることになる。


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■世界最強馬といっても敗れる時はある・・・




 レース締め切り間際のオッズが1.2倍。まさに圧倒的1番人気に支持されたトレヴだったが、まさかの2着敗戦・・・。

 いやはや驚いた・・・というのが、レースを見終わった直後の正直な感想だった。

 昨年の10月、凱旋門賞であれだけのパフォーマンスを見せた馬だけに、ここは今季初戦と言っても勝つだろうと思っていたのだが、改めて競馬に絶対は無いことを思い知らされた。

 レースから時間が経ち、冷静になって改めて振り返ってみれば、確かに幾つかの敗因が浮かび上がってくる。

 まず初めにトレヴの状態。

 先ほども言ったように、トレヴはこのガネー賞が今季初戦。昨年のヴェルメイユ賞もそうだったが、トレヴは休み明けだと若干パフォーマンスを落とす傾向がある。

 今までは同世代の牝馬相手だったので、少々パフォーマンスを落とそうが圧倒出来ていたが、今回は牡馬のトップクラスが相手。さすがに余裕を残した出来で圧倒できるほど、甘くは無かったようだ。

 次に馬場状態。

 この日のロンシャンの馬場状態は「Very Soft」。最悪の馬場状態と言われる「Hevay」程ではなかったものの、その次に悪いとされる馬場状態だった。

 トレヴの最大の武器は、凱旋門賞でも見せたような圧倒的な瞬発力とスピード。その瞬発力はある程度馬場がしっかりしていないと効力が半減してしまうので、この日の馬場状態はトレヴの最大の武器を生かすには、少々厳しい馬場状態だったと言えるだろう。

 そして最後に負けた相手。

 日本の競馬ファンにとっては、今回トレヴを負かしたシリュスデゼーグルという馬と言えば、ドバイシーマクラシックでジェンティルドンナの2着に敗れた馬というイメージを持っていることだろう。

 しかし全盛期には、あの史上最強馬フランケルをも負かす可能性があると言われた名馬で、特に道悪での強さは鬼と呼べるものを持っていた。

 全盛期に同馬に与えられたレーティング130という数字は、あのジャスタウェイやトレヴに並ぶ非常に高い数字。それだけで同馬がどれほど強かったかお分かり頂けると思う。

 ここ1年ぐらいは故障の影響などもあり、それまでの実績に比べると不満の残るパフォーマンスしか残せていなかったが、今年になってからのレース振りを見ていると、本来の姿を取り戻して来ている感じがある。

 もしそうだとすれば、元来欧州最強クラスの実力を持つ馬。大得意である道悪競馬で、今季初戦のトレヴに比べて既に2戦を消化しているというアドバンテージがあれば、このようにトレヴを負かす結果になってもなんら不思議は無いだろう。

 また今回、トレヴに騎乗したデットーリ騎手の手綱捌きも少々強引なところがあった。

 スタートで出遅れてしまったトレヴ。レース前半は最後方を進んでいたが、残り1200m付近で動き出し、前を行くシリュスデゼーグルの直後に、一旦ポジションを押し上げている。

 その区間のレースの流れは決して緩いものではなかったので、ここでポジションを押し上げるために使った体力は、最後の叩き合いで少なからぬ影響を与えたのではなかろうか。

 デットーリ騎手にしてみれば、相手はシリュスデゼーグル只1頭と判断した上での仕掛けだったのだろうが、結果的には大切な体力を消耗してしまう結果になってしまったかもしれない。

 またトレヴ自身にとっても、今回のような叩き合いは初めての経験だった。

 今までのレースでは、その爆発的な末脚であっという間に先頭に踊り出て、勝利を重ねてきたトレヴ。彼女にとってこれほど食い下がられた経験はないだけに、叩きあいに戸惑い怯んでしまった可能性は否定しきれないだろう。

 いままで他馬を圧倒する勝ち方を続けてきた馬が、いざ叩き合いになると予想外の脆さを発揮し敗れてしまうという例は、競馬の世界ではそれ程珍しいモノではない。

 トレヴもまた、この良くある構図に嵌ってしまったと言えるのではないだろうか。

 いずれにしても思わぬ敗戦を喫してしまったトレヴ。

 昨秋の凱旋門賞のパフォーマンスが余りにも圧倒的で、それこそ他の馬を超越したバケモノではないかといわれてきた同馬だが、今回の敗戦を見ても分かるように、トレヴといえども一己の普通の牝馬だったということだろう。

 世界最強馬といえども、条件が向かなければ破れる事がある・・・。

 その当たり前のことを改めて感じさせてくれた、今回のガネー賞であった。

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[ 2014/04/28 09:00 ] 海外競馬 | TB(0) | CM(-)
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