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繰り返された悪夢・・・。後藤浩輝騎手が落馬事故により頸椎を骨折



 地方競馬の厩務員をしていた時、レースのたびに祈っていた事がある。

 それは「無事に帰ってきますように・・・」という願い。

 確かにレースで勝利、もしくは好走すれば嬉しい。しかし怪我をしたり事故が起きたりしたら、その喜びなど霧散してしまう。何事も無事が一番なのだ。

 27日、東京競馬10Rで目を覆いたくなるような落馬事故が発生した。

 競馬関係者ならば誰もが願う「無事に帰ってきますように」という願い。

 この願いが常に叶うような、不幸な出来事が殆どない競馬になって欲しいと、この痛ましい事故を目にして改めて思った。


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■再び起こった悲劇・・・


 後藤騎手落馬で頸椎骨折 / 日刊スポーツ

 落馬の瞬間を見た時は思わず目を覆いたくなった。

 激しく馬場に身体を打ちつけた後藤騎手。転倒した馬の下敷きになったようにも見受けられ、馬場に横たわったまま全く動けていないと聞いた時は、最悪の事態すら想定した。

 その後、意識はあり呼びかけには朦朧としながらも答えられていると聞いた時は、最悪の事態は避けられたかと一先ず安心したのだが・・・。以前の事故と同じく、今回もまた頸椎を骨折したとのこと。

 以前の事故の時も一歩間違えれば馬に乗れないどころか、日常生活にも支障が出るほどの怪我と言われていただけに、今回2度目の骨折でどうなるか非常に心配である。

 もちろん騎手として復帰できれば言うことないのだが、とにかく重度な後遺症が残るような怪我だけは避けて欲しいと願いたい。


■意識一つで避けられた事故

 さて今回の落馬事故により、加害者と認定された岩田騎手は開催日4日間の騎乗停止処分を受けた。

 このような落馬事故が起きた以上、この処分は当然であろうし、偶然ではあろうが2度目と言うことを考えると、もう少し処分が重くても異議の声は上がらなかったのではないだろうか。

 今回の件を受けて、岩田騎手を非難する声は当然のごとく激しく聞こえてきている。また以前のNHKマイルCでの落馬事故と同じような構図で起きた事故だけに、余計に厳しい意見が上がっているようだ。

 私も非難されること自体は当然だと思う。元々荒っぽい騎乗ぶりで度々注意を受けてきたという経緯があるだけに、このような事故が起きると「それ見たことか!」と非難されるのは当然。

 ただでさえ好き嫌いの分かれる騎手だけに、このようなことがあると余計に叩かれるのだろう。

 私自体はどちらかと言うと好意を持っている騎手なのだが、今回の件は結果が結果だけに言われても仕方ないし、本人の為にも甘んじて非難を受けるべきだとは思う。

 さて、ここで冷静に今回の落馬事故を検証してみたい。

 今回の事故に関して、本当に全面的に岩田騎手に非があったのか、後藤騎手が避ける事が出来なかったのか?を検証する事は、今後同じような事故を防ぐためにも必要だろう。

 東京10Rのパトロールビデオ / JRA

 上記のリンク先から、JRAが記録したパトロールビデオを見る事が出来る。

 私も今回の記事を書くに当たり改めて見てみたのだが、言われているほど酷い斜行ではないように感じた。

 確かに岩田騎手の追うアクションに反応し、リラコサージュは馬場の外に向けて斜行している。しかしその斜行具合は比較的緩やかで、少なくとも以前のNHKマイルの時のような、急激に前をカットするような性質のものでは無い。

 リラコサージュが斜行を始めてからジャングルハヤテの前をカットし、躓いて落馬するまで正味2~4秒の猶予はあったように思える。

 これだけ時間が有ったなら、後藤騎手も手綱を引いてブレーキを掛けるなどして、事故を避けることは出来なかったのであろうか?

 今回リラコサージュが斜行を始めたタイミングで、実はジャングルハヤテの右前方にいたガチバトルも内に向けて斜行を開始している。

 いわば後藤騎手は両サイドから締められるような格好になった訳で、余計に運が無かったと言えるだろう。

 しかしこの落馬にいたる一連の挙動の中で、後藤騎手自身が落馬を避けようとするアクションをまるで見せていない事は、危機回避と言う側面から考えると大丈夫なのか?と思わず思った。

 落馬事故と言うのは何も加害者側に全面的な要因が存在するわけではない。今までにも被害者とされた騎手が、実は危機回避を怠ったために発生したという事故はいくらでもある。

 余り知られていないのだが、馬はその走法上、まっすぐ走る事が中々出来ない動物である。特に全力疾走時は前肢でのハンドルが利き辛くなる為、余計に一方に斜行しやすい。

 なので騎手は常に馬は斜行するものだと頭に入れて騎乗しないと、馬の不意な動きに対応出来ず、無用な事故を多く引き起こすことになってしまうのだが、日本人騎手はこの辺の意識が若干低いように思われる。

 今回の落馬事故に関してはパトロールビデオを見ている限り、防ぐことは充分可能だったように正直思えた。岩田騎手、そして後藤騎手がもっと意識して乗っていれば・・・と思わずにはいられない。

 競馬というスポーツが1着を競う激しいスポーツである以上、このような事故を完全に撲滅することは不可能であろう。しかし事故を少なくすることは出来る筈だ。

 このような事故が起きれば、誰も得はしないし不幸になる。このような事故が極力少なくなるよう、関係者各位には何らかの努力と対策をお願いしたい。

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[ 2014/04/28 08:00 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(-)
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