フェブラリーS(GⅠ)を最低人気で制し、競馬ファンをアッと言わせたコパノリッキー。
その競馬内容は強いものだったものの、さすがに最低人気での激走だったせいか多くのファンにフロックと疑われたようで、かしわ記念ではワンダーアキュートに次ぐ2番人気に甘んじていたのだが・・・。
レースが終わってみれば、その評価が間違っていたことを自身の走りで証明して見せたといえるだろう。
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■ここでは力が違った印象
一言で言うならまさに完勝だったコパノリッキー。
砂を被ったり自分の競馬が出来なかった場合は脆い印象があったので、スタートで後手を踏んだ時は「大丈夫かな?」と思ったが・・・。関係なかったね。
出来自体は前走と同じぐらいで、更に良くなったという感じはしなかったが、ここでは力が違ったかな。
内からセイクリムズンが逃げる形になり、比較的スローな流れからの上がり勝負になったのも、コパノリッキーには味方しただろう。
JRA勢の中でも、馬体的にはスプリント能力は最上位だと思われる軽い造りをしている馬だからね。2着につけた2馬身差は、まさに完勝の証と言っていいと思う。
今後は帝王賞出走を目指すようだが、賞金的に厳しいということで、28日のさきたま杯(Jpn3)に出走し賞金加算というプランがあるらしいコパノリッキー。
GⅠ連勝中の馬が賞金の問題を抱えるというのもおかしな話で、この辺は改革して行かないといけないだろうが、まずは順調にいってほしいところ。
個人的には2000mはギリギリかな?と思わないでもないが、ゴールドアリュールは見た目以上に距離をこなす場合もあるからね。案外こなしてしまうかもしれない。
いずれにしてもダートではまだ底が見えていないだけに、帝王賞での走りを楽しみにしたい。
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