天皇賞は騎手・池添謙一の器が試されるレースに・・・


2011有馬記念

いよいよ天皇賞が明日に迫りました。
いま競馬ファンの関心を最も集めているのは、間違いなく4冠馬オルフェーヴルの取り捨てでしょう。

3コーナーで外へ逸走してしまった前走と、同じ大外枠を引き当ててしまった今回。
『果たして普通に走れるのだろうか・・・?』
この疑問が多くの競馬ファンの頭の中で、大部分を占めていることは間違いないはず。

果たして今回、オルフェーブルは問題なく無事に走りきれるのでしょうか?
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●前走の逸走は、ただの騎乗ミス

私自身は、『オルフェーヴルには問題はない』と考えています。
そもそも前走の逸走は、オルフェーヴル自身に問題が有る訳ではなく、池添騎手の騎乗に問題がありました。

レース序盤から懸かり通しだったオルフェーヴル。池添騎手は何とか馬を落ち着かせようと、向こう正面で馬を大きく外に持って行きます。そして手綱を必死に抑えて、言わばブレーキを掛けていた池添騎手。この仕草に、オルフェーヴルはレースが終わったものと勘違い。いつものレース後恒例の儀式(池添騎手を振り落とす)をしようと、外ラチに向っていきました。

ところがふと内ラチ沿いに目をやると、終わった筈のレースはまだ続いていて、しかも他馬が仕掛けている。この光景に勘違いしていたことを悟ったオルフェーヴルは、すぐさまレースを再開。レースを観ていた者が度肝を抜く様な走りで、見事に盛り返して2着に入線・・・。これが前走の顛末です。

そもそも逸走癖を見せたのは前回のレースのみ。
毎回その兆候が有ったというのなら確かに問題でしょうが、ただ一度見せただけの現象に、マスコミも含め皆さんチト騒ぎすぎでは?もっと4冠馬を信頼してみてはどうかと思います。


●オルフェーヴルに舐められている池添騎手

問題があるとすれば、それは人間の方ではないでしょうか。

いつもは自信満々に騎乗する池添騎手ですが、ことオルフェーヴルに騎乗する時は、やや腰が引けているように見えます。オルフェーヴルは感受性が高く、非常に頭が良い馬。そういう池添騎手の姿勢を鋭く察知し、彼を完全に舐めきっています。だからレース後、毎回のように池添騎手を落としに行くのでしょう。実はデビュー前はコントロールしやすい馬として、厩舎スタッフから評価されていたオルフェーヴル。もっと毅然とした態度で騎乗できれば、オルフェーヴル自身も態度を改め、悪さをしなくなると思うのですけどね。


●あのエリザベス女王杯の再現も有り得る

今回、オルフェーヴルは前走と同じ大外枠を引いてしまいました。
果たして今、池添騎手の精神状態はどのような感じでしょうか?

良い意味で開き直り、落ち着いた精神状態で騎乗できるのなら、明日の天皇賞ではまず問題ないと考えています。レースでは多少掛かるかも知れませんが、元々京都の外回りは菊花賞で克服済み。他馬との実力差も大きく、普通に乗ればまず負けないでしょう。

ただ前走の逸走を引きずり、弱気な精神状態のまま騎乗すると話は変わってきます。
そうなると、前走の再現を恐れてガッチリと手綱を絞り、最後方からの競馬を選択することが考えられます。これはオルフェーヴルにとって、想定できる最悪の展開となります。

明日の天皇賞。レースの勝ち負けに色気を持つ有力馬は、間違いなくオルフェーヴルの動向を気にするでしょう。だから前を行く馬は余り気にせず、後ろに陣取ったオルフェーヴルに意識が集中することになります。

悠々と大逃げを打つ逃げ馬。
それとは対照的に、後ろばかり気にしてブレーキを踏み続ける後続馬。
オルフェーヴルの動向を気にし過ぎたあまり、気付いた時には時既に遅しと言う可能性も・・・。

先週は生憎の雨でしたが、今週末は良い天気に恵まれた京都競馬場。
土曜の競馬でも相当速い時計が出ており、明日はかなり良い馬場コンディションでレースが行われる事になりそうです。となると高速決着は必至な状況。あまり位置取りが後ろ過ぎると、オルフェーヴルといえども届かない可能性はあります。

クイーンスプマンテが勝った2009年のエリザベス女王杯。
この時人気になっていたブエナビスタも、今回のオルフェーヴルと同じぐらい、圧倒的な存在と見られていました。しかし後方から競馬を進めた結果、大逃げを打ったクイーンスプマンテとテイエムプリキュアを捕らえきれずに3着。あのブエナと言えども、展開に泣かされることがあります。オルフェーヴルに同じことがないとは、まず言えないでしょう。

もしここで弱気な騎乗を見せるなら、あのエリザベス女王杯の再現は充分有りうると思います。


●騎手としての器を試される池添

予想外な枠順により、より一層の盛り上がりを見せだした天皇賞。
このレースはオルフェーヴルよりも、騎手・池添謙一の騎手としての器が試されるレースになったような気がします。

大きなプレッシャーの中、失敗の許されない状況で大レースに挑むことになった池添騎手。果たして池添騎手は、4冠馬に跨るに相応しい騎手なのでしょうか?

周囲の鋭い視線が池添騎手の背中に降り注がれる中、明日15時40分、運命のゲートは開かれます。


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[ 2012/04/28 19:30 ] 競馬雑談 | TB(0) | CM(0)
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