18日、シンガポールのクランジ競馬場で行われたシンガポール航空国際カップ(星GⅠ)。
このレースに、今年は日本からトウケイヘイローが出走。
昨年の香港年度代表馬であるミリタリーアタックや、チャンピオンズマイル(香GⅠ)の勝ち馬であるダンエクセルなど強豪が出走してきた中、香港カップ(香GⅠ)2着の実績などが買われて3番人気に支持された同馬。
人気的にも同レース主役の1頭として期待されたトウケイヘイローだったが、レースでは果敢に逃げるものの、同馬をピッタリとマークしていたダンエクセルに直線早々に交わされ、4着という結果に終わった。
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良いペースで行けたトウケイヘイローだったが・・・
良い感じで行けたんだけどな~・・・。最後の200mで完全に止まってしまった。
パドックからずっと観ていたんだけど、仕上がりは良かったと思う。今年は初戦の中山記念からあまり良い状態ではなかったと思うのだが、ここは叩き3戦目。順当に良化して来たのが画面越しでも良く分かった。
この状態なら自分の競馬は出来るはずと思い、実際レースでもスタートからスムーズに運んだと思うんだけど・・・。さすがに国際GⅠはそこまで甘くはないということだろうか。
武豊騎手の代打となった四位騎手だが、上手く乗ったとは思う。
24.96-23.63-23.61-23.78-23.94 これは今回のレースにおける200mごとのトウケイヘイローの公式ラップだが、スタートをゆっくり出した後は200mごとに大体23秒台後半のキレイなラップを刻んでおり、上手い逃げを打っていたことが分かる。
それでも最後の2ハロンは失速しながらの入線になったのだから、これはもう単純に相手が強かったというしかないのでは。
しかも今回はトラックレコードを記録するようなレースとなり、余計に逃げたトウケイヘイローにとっては厳しいレースになった。
また暮れの香港カップで2着した馬ということで、勝ち馬にも早めに捕まえに来られたのも厳しかったかも知れない。
いずれにしても居並ぶ国際GⅠウィナーの中で、GⅡしか勝ったことが無いトウケイヘイローが僅差の4着という結果は、そんなに悲観するものでもないだろう。
トウケイヘイロー陣営にはこの結果に落胆せず、今後も積極的にベストの舞台を求めて可能性を追い求めて欲しいと思う。
◆シンガポール航空国際カップの公式結果はこちら(リンク先は英文です)
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