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カリフォルニアクロームの3冠挑戦が消滅!? そして話題の「ネーザルストリップ」とは?



 先日行われたプリークネスS(米GⅠ)を快勝し、36年振りの3冠馬誕生へ王手をかけたカリフォルニアクローム。

 アメリカ競馬の中ではマイナーな存在である、カリフォルニア産馬から登場したスターホースということで、アメリカンドリームを体現するような走りに多くの競馬ファンが胸躍らせている最中だったのだが・・・。

 そんな騒ぎに冷や水をぶっ掛けるような事態が発生。何とカリフォルニアクロームが3冠目となるベルモントS(米GⅠ)に出走しない可能性が、ここに来て急浮上してきたのである。


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「ネーザルストリップ」使用が認められなければ回避も

 ◆米2冠馬カリフォルニアクローム 3冠回避も / サンケイスポーツ

 カリフォルニアクロームは、競走馬にとって呼吸を楽にする作用があるとされる「ネーザルストリップ」というテープを鼻腔の上に貼ってレースに臨んできた。しかし、3冠目のベルモントSが行われているニューヨーク州では、このネーザルストリップの使用が認められていない。
 要するに馬の呼吸を助ける効果がある「ネーザルストリップ」という鼻腔テープの使用を、ベルモントパーク競馬場を管理するニューヨーク州のジョッキークラブでは認めていない為、「(レースで)ネーザルストリップを使用出来ないなら出走しない」と、カリフォルニアクロームを管理するアート・シャーマン調教師がコメントしているとのこと。

 シャーマン師は「カリフォルニアクロームはネーザルストリップを装着して6連勝した。ネーザルストリップの使用を禁止する理由が分からないが、出走する場合は対応せざるを得ないだろう」とも語っており、一応ネーザルストリップを外しての出走にも含みは持たせているようだが、ニュアンス的には認められないなら回避も止む得まいという感じらしい。

 一応ニューヨーク州ジョッキークラブには、ネーザルストリップの使用を許可するように働きかけているらしく、その対応待ちというのが現在の状況だそうだ。

 しかし以前、同じようにネーザルストリップを使用し2冠を達成したアイルハヴアナザー(現在日本で種牡馬生活中)が、3冠目のベルモントSに出走の意向を見せた際、ニューヨーク州側から「ベルモントSではネーザルストリップは使用出来ない」と勧告を受けたことがあり(その後故障した為に出走はナシ)、今回特例として使用が認められる可能性は低いのではないか?という声が、アメリカの競馬関係者の間では支配的らしい。

 ここ数年アメリカ競馬は薬物の問題で大きく揺れており、ラシックスに代表される薬物使用を禁止しようという勢力と、今まで通り使っても構わないのではないかという勢力が鎬を削っている。

 ニューヨーク州は薬物追放側の陣営に属しているので、このように厳しい規則が存在しているのだろうが、無論のことネーザルストリップは矯正馬具の一種であり、薬物ではない。

 アメリカの他の州では一般的に使われており、またレースでの使用は無いものの、日本や欧州などでも調教時に使用している例はあるので、特に問題等は無いと思うのだが・・・。

 薬物問題に過敏になるあまりに、余計なものは全て排除するという一種の保守的発想に、ニューヨーク州ジョッキークラブは陥ってしまっているのだろうか?

 正直こんな些細な問題でカリフォルニアクロームの3冠挑戦が消滅してしまったら、アメリカ競馬全体にとって非常に大きな損失となることは間違いないだろう。

 ニューヨーク州ジョッキークラブがどういう決断を下すことになるかは分からないが、皆が失望することのない決断を下してくれると期待している。


ネーザルストリップでどんなもの?

 ところで今回話題になったネーザルストリップ。日本ではまだまだ見かけることが少ない馬具なので、いざ耳にしてもイメージし辛いという競馬ファンの方は多いのではないだろうか。

 要は馬の鼻の上部に貼る、若干幅広のテープのことをネーザルストリップというのだが、言葉で説明するよりも画像を見た方が分かりやすいだろう。


 画像の馬(カリフォルニアクローム)の鼻の部分に、白いテープが貼ってあるのが分かるだろうか。これがネーザルストリップという鼻腔テープである。

 ちなみにこれ、人間用のブリーズライトと仕組みは全く一緒である。鼻の上に貼る事によって鼻腔を拡張し、鼻呼吸を楽にする仕組みだ。

 実は日本を代表するあの3冠馬も、このネーザルストリップを使用していたことがある。まあこれでピンと来る人は、相当熱心に競馬を見ている人だと思うが・・・(笑)答えはそう、オルフェーヴルである。


 これは昨年の凱旋門賞、最終追い切り時のオルフェーヴルの姿だが、鼻の上に黒色のネーザルストリップが貼られているのがお分かり頂けるだろうか。

 オルフェーヴルは昨年の大阪杯を快勝したあと、宝塚記念に向けて調整中に運動誘発性肺出血(俗に言う鼻出血)を発症している。

 その為に当初は使う予定だった宝塚記念は回避し、そのままフランス遠征に踏み切ったわけだが、管理する池江泰寿調教師も、この大事な遠征において鼻出血の再発など有ってはならないということで、万全を期したのであろう。日本ではまだまだ普及していないネーザルストリップを取り寄せ、使用していたようである。

 これのお陰かどうかは分からないが、その後オルフェーヴルは鼻出血を再発することなく、凱旋門賞は無念の2着だったものの、引退レースの有馬記念を圧勝し有終の美を飾ることが出来た。

 鼻出血は一歩間違えば競走馬生活を確実に縮めてしまう厄介な病気だけに、このようなもので少しでも予防できるのなら、活用しない手はないと思う。別に薬物を使用した時のように、副作用が有る訳ではないのだから。

 たぶん日本ではまだまだ普及していないと思われるネーザルストリップ。このような便利な馬具が早く広まるよう、進取的な関係者は積極的に使って行って欲しいところだ。

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[ 2014/05/19 22:00 ] 海外競馬 | TB(-) | CM(-)


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