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ハープスターの凱旋門賞挑戦に変更なし 札幌記念をステップに渡仏の予定



 オークスで2着に敗れたことにより、注目が集まっていたハープスターの凱旋門賞挑戦に関する動向。

 これについてレース後、松田博資調教師や馬主であるキャロットファーム側は何もコメントしていなかったようだが、代わりにNF代表である吉田勝己氏がその予定に変更がないことを明言したと、26日付けのスポーツ報知で報じられた。


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凱旋門賞挑戦は予定通り

 ◆ハープスター、札幌記念から凱旋門 NF吉田勝己代表明かす / スポーツ報知

ハープスターについて吉田氏は「凱旋門賞には行くつもり。オークスは、最後は内と外の差でしょう。この後は北海道に戻して、札幌記念(8月24日、札幌)を使うつもりでいる」と今後の日程について話した。
 オークスでまさかの敗戦を喫し、噂されていた今秋の凱旋門賞挑戦がどうなるのか心配されていたハープスターだが、同馬の実質的なオーナーと言える吉田勝己氏は、レース後予定に変更が無いことを明言したようだ。

 たしかにいちばん強いレースを見せたのは間違いない訳で、レース内容を鑑みれば2着という結果を持って、凱旋門賞挑戦を取り止めるという理由にはならないだろう。これが惨敗してたなら別だったと思うが。

 吉田勝己氏としては、過去2年オルフェーヴルで惜しいところまで行きながら、結局2着に敗れるという形が続いているだけに、チャンスがある限りは勝つ為に挑戦し続けたいという気持ちが強いのではなかろうか。

 だからレース後、言葉を濁さずにすぐさま予定に変更が無いことを明言したのだと思う。少しでも挑戦を躊躇する気持ちがあるなら、「とりあえず様子を見て・・・」などとコメントするだろうからね。


ステップに札幌記念を選んだ理由

 札幌記念を凱旋門賞のステップにするという発言を聞いて、「勝ちたいというなら何故札幌記念をステップに?」という声が、当然競馬ファンからも上がってくるだろう。

 これについてはハープスターがキャロットファームというクラブ馬主法人の所有馬であり、その遠征費負担が全額出資している会員の負担になるということが、多分に影響しているのではないだろうか。

 キャロットクラブの出資者は、富俗層と呼ばれる人たちが多く会員となっているサンデーサラブレッドクラブなどとは違い、さほど裕福ではない一般の会社員の人々が殆ど。

 凱旋門賞挑戦に掛かる費用は、1頭辺り大体2000万円程と聞いている。これも以前は円高だったのでこれぐらいで済んだが、アベノミクスの影響でその当時より円安が進行しているので、これ以上掛かる可能性も低くない。

 そうなると遠征費が高くなり易い現地での前哨戦込みの遠征は、金銭的にハードルが高くなる。いくら400口とはいえ、遠征費の負担は馬鹿にならない訳だ。

 法律上ならびに道義上、吉田氏がポケットマネーで遠征費を負担する訳には中々行かないので、氏としても出資者に無理は言えないというのが正直なところではないだろうか。

 吉田氏も当然現地で前哨戦を使った方が、好結果が出易いということは重々承知しているだろう。しかし現実的には現地で2戦することは難しい。

 それで仕方なしに札幌記念を使うというのが、本当のところなのではないかと思っている。


モデルチェンジする必要はない

 今回のオークスの結果を受けて、ハープスターが凱旋門賞挑戦する場合、脚質転換した方が良いという意見が目立つようになってきた。

 一見するともっともらしく聞こえるこの意見だが、個人的には凱旋門賞制覇という一点に焦点を絞る限り、逆にこの戦法を貫き通したほうが良いと考える。

 日本馬に有って欧州の馬にない長所といえば、『一瞬の切れ』という言葉で表現されるような瞬時の加速力とスピードだろう。

 過去に欧州でのレースに臨んだオルフェーヴルやキズナ、そして古くはハーツクライのレース振りを見ても分かるように、現地の馬が一杯に追われている横を、馬なりのまま一気に加速していく日本馬の姿をよく見かける。

 これは現地の馬にない日本馬の長所だが、逆にその脚があまり長く続かないのがネックなのだ。オルフェーヴルもキズナもハーツクライも、一度は馬群から抜け出そうとはするもののゴール前で失速。あと僅かなところで大魚を逸してきた。

 これはサンデー系競走馬特有のモノなのかも知れないが、日本馬には今のところ欧州の重い馬場で好位から中団で競馬をして、最後まで末脚を持続させる体力は備わっていない。向こうの馬と同じポジションから競馬しても、互角に渡り合うことは難しいのだ。

 となると、どういった戦法を選択すべきなのか?という話になる訳だが、それがハープスターが得意とする後方待機から最後の直線のみに賭けるという競馬になる。

 この戦法は良く言われているようにレース展開に左右され易く、博打的要素が高くなる。ハープスターもそれが為に、絶対と言われていたオークスで敗れる羽目になった。

 反面この戦法がツボに嵌ると、少々の能力差など覆してしまう爆発的な末脚を発揮できるのも、この戦法の特徴だ。

 ハープスターという馬は切れとスピードに優れている日本産馬の中でも、最上級の切れとスピードを持っている。その特徴を凱旋門賞という大舞台で最大限に生かす為には、変にポジションを取りに行く競馬よりも、今までどおりの後方待機策に賭けた方が、より活きるのではないだろうか。

 レースにおける戦法とは、当然そのレースを勝つ為に存在する訳だが、レースを勝つためにはその競走馬の持ち味を最大限に活かす必要がある。

 現時点において、ハープスターの持ち味を活かす戦法といえば・・・。もう答えは出ているね。

 相手が得意とする土俵で勝負を挑んでも、それに打ち勝つことは圧倒的な能力差がない限り難しい。勝つ為には相手を自分の土俵に引きずり込むことが重要なのだ。

 相手に合わせることなく、自分の道を突き進んでこそ活路とは開かれるもの。

 ハープスター陣営には周囲の声に惑わされることなく、自分の道をブレずに突き進んでもらいたいと思う。

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[ 2014/05/27 10:00 ] 競馬雑談 | TB(-) | CM(-)


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