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ワンアンドオンリーがダービー制覇!名手の勝利への執念が橋口師の夢、叶える ~2014日本ダービーレース回顧vol.1~



 今年もダービーが終わった。

 第81代ダービー馬に輝いたのは、橋口弘次郎調教師が管理し、横山典弘騎手が手綱を取ったワンアンドオンリー

 終わってみれば納得いく結果だったのだが、レース前は今一つ評価し切れなかったというのが、ワンアンドオンリーに対する私個人の正直な思いでもある。

 ワンアンドオンリーを何故評価できなかったのか。ダービー馬に輝けた要因は何だったのか。改めて一つ一つ整理しながら考えてみたい。 


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ワンアンドオンリーのパドック

 ワンアンドオンリーのパドックを最初に見た印象としては、皐月賞より前の出が若干硬くなったように思えた。

 ただレース結果を見た上でパドックを振り返れば、この若干硬くなった前捌きが、結果としてプラスになった可能性はある。

 ワンアンドオンリーという馬は、ハーツクライ産駒らしくストライドの大きい馬だが、ストライドが大きいということはピッチ走法の馬に比べてスタートダッシュが利き辛い事を意味する。

 しかし今回は若干前の出が硬かったので、今までよりストライドが短くスタートダッシュがし易かった可能性があるのだ。

 実際ゲート出も良かった同馬は、鞍上がビッシリ追った効果もあって今までにない行き脚を見せた。今までよりも若干ピッチよりの走法だったからこそ、このスタートダッシュを発揮できた可能性は否定出来ないだろう。

 また最初は前の出が硬いといっても、人間と一緒で身体を動かしていくうちに段々とほぐれていくもの。レース終盤では本来のストライド走法を取り戻していた事実も、忘れてはならない。

 さて仕上がり自体は皐月賞よりも良くなっていたと思う。日照の関係もあるかもしれないが、毛ヅヤ自体は今回の方が良く見えたし、歩様も軽かった。

 腰の甘さは相変わらず感じさせたが、それでも皐月賞よりは多少良くなっていたと思う。

 追い切りは相変わらず良く見せなかったが、レース本番にはしっかりと体調を上げてきたということだろう。

 橋口厩舎は追い切りの動きが当てにならない厩舎だが、こういう大一番にしっかりと照準を合わせる手腕は流石だと思う。


予想を超えて強かったワンアンドオンリー

 1にも2にも、横山典弘騎手の勝ちに行く姿勢が、ダービー制覇という結果に結びついたことには、誰も異論はないだろう。

 今まで中団から後ろでの競馬しかしてこなかった馬を、この大一番で先行させた勝負度胸。この日の馬場状態やダービーというレースの特性を考えれば当然の戦術ではあるが、いざ実行するとなると相当の覚悟を求められる。

 しかしそこは長年日本競馬のトップに君臨してきた名手。若手とは比べ物にならぬ経験値を誇るし、今まで酸いも甘いも全て体験してきたベテラン。腹の括り方が他の騎手とは違った。

 横山典弘騎手だからこそ、見せることが出来た騎乗ということが言えるだろう。

 1コーナーに好位5番手で突入したワンアンドオンリー。スタートから出していったこともあって、レース後半までずっと行きたがっていた。

 しかし折り合いは欠いたとはいえ、暴走はさせずしっかりとレースの流れに乗せたのは、さすが横山典弘騎手と言えるだろう。しっかりと手綱を抑え、馬に我慢させていた。

 結局残り600m付近までずっと行きたがっていたワンアンドオンリーだが、そこでペースが上がると一旦息が入り、残り500m過ぎでゴーサインが出るとしっかりと反応している。

 そして残り200m過ぎでイスラボニータを捉えると、最後まで脚色衰えることなく伸び続け、そのまま先頭でゴール板を通過。

 しかしいくらペースは守っていたとはいえ、終始折り合いを欠いた状態でこの末脚を発揮できるとは・・・。ワンアンドオンリーがここまで抜けて強いとは思わなかったというのが、レースを終えた今の正直な実感だ。


まとめ

 ワンアンドオンリーが先頭でゴール板を駆け抜けた後、真っ先に思い浮かんだのが橋口弘次郎調教師の顔だった。

 調教師として20頭目のダービー挑戦で、遂に掴んだ栄光のダービートレーナーの称号。

 常々ダービーへの思いを公言していた師だけに、悲願成就にきっと号泣しているのではないかと思っていたのだが・・・。少しの涙はあったものの、晴れやかな笑顔が広がっていたのが実に印象的だった。

 勝利騎手の横山典弘騎手もそうだが、酸いも甘いも経験してきたベテラン調教師特有の、何事にも動じない泰然とした態度・姿勢を崩さなかったからこそ、今回20頭目の挑戦にしてようやく勝利の女神が振り向いたのではないだろうか。

 橋口師の穏やかな笑顔を見て、私はそんな風に感じた。競馬の神は、ダービートレーナーに1番相応しい微笑を持つ男に、その称号を与えたのだと。

 さて私個人のことを言えば、今回は痛恨のダービーとなってしまった。

 別に馬券が外れたとかそういうことではなく、ワンアンドオンリーという馬の真の実力を見抜けなかったことに、自身の未熟さを実感させられたからだ。

 印としては連下(△)を与えているので、一定の評価はしていた。しかし馬体診断でも述べたように現状では2着が精一杯で、GⅠの壁があるという判断を下していたので、この結果はとても誇れるものではない。

 競馬に携わって約20年になるが、まだまだ勉強しなければならないことばかり。いや、競馬は常に変化していくものなので、一生勉強し続けていかなければいけないのだろう。

 そのことを改めて教えてくれた第81回日本ダービーだったと、今思っている。

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[ 2014/06/03 08:00 ] レース回顧 | TB(-) | CM(-)


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